特許
J-GLOBAL ID:200903063793086447

イソプレノイド化合物の産生を促進する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-527501
公開番号(公開出願番号):特表2008-500063
出願日: 2005年05月20日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
本発明は、遺伝的に修飾された宿主細胞におけるイソプレノイドまたはイソプレノイド前駆体の産生法を提供する。本方法は概して、ヒドロキシメチルグルタリル-CoA(HMG-CoA)のレベルが細胞に毒性を示さない、および/または細胞の成長を実質的に阻害しないが、メバロン酸、IPP、ならびにイソプレノイドまたはイソプレノイド経路の他の下流産物、例えばポリプレニル二リン酸およびイソプレノイド化合物の高レベルの産生を提供するレベルで維持されるように、細胞内のHMG-CoAのレベルを調節する段階を含む。本発明はさらに、本発明の方法における使用に適した、遺伝的に修飾された宿主細胞を提供する。本発明はさらに、メバロン酸経路の1つもしくは複数の酵素をコードするヌクレオチド配列を含む組換え核酸コンストラクト、およびこれを含む組換えベクター(例えば組換え発現ベクター)を含む、本発明の遺伝的に修飾された宿主細胞の作製に使用される組換え核酸コンストラクトを提供する。本発明はさらに、HMG-CoAの蓄積によって誘導される毒性の緩和を可能とするHMG-CoA還元酵素(HMGR)の変種をコードする核酸を同定する方法を提供する。本発明はさらに、HMG-CoAの細胞内蓄積を減少させる薬剤を同定する方法を提供する。
請求項(抜粋):
以下の段階を含む、イソプレノイドまたはイソプレノイド前駆体をメバロン酸経路を介して産生する宿主細胞中で、HMG-CoAによる毒性を低下させ、イソプレノイドまたはイソプレノイド前駆体の産生をメバロン酸経路を介して促進する方法: (a)細胞内で産生されると、異種核酸で遺伝的に修飾されていない対照親宿主細胞と比較してHMG-CoAの蓄積によって誘導される成長阻害を低下させる、1つもしくは複数の酵素をコードする1つもしくは複数の異種核酸を含むように、該宿主細胞を遺伝的に修飾する段階;ならびに (b)遺伝的に修飾された宿主細胞で産生されるイソプレノイドまたはイソプレノイド前駆体のレベルが、対照親宿主細胞で産生されるイソプレノイドまたはイソプレノイド前駆体のレベルより高くなるような条件で、遺伝的に修飾された宿主細胞を培養する段階。
IPC (5件):
C12N 15/09 ,  C12P 7/00 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68 ,  C12P 5/02
FI (5件):
C12N15/00 A ,  C12P7/00 ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/68 A ,  C12P5/02
Fターム (23件):
4B024AA01 ,  4B024BA07 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR75 ,  4B063QR80 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01 ,  4B064AB04 ,  4B064AC09 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CE08 ,  4B064DA01

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