特許
J-GLOBAL ID:200903063795072583

量子暗号鍵配布システム及びそれに用いる同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-351461
公開番号(公開出願番号):特開2005-117512
出願日: 2003年10月10日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 送信者ユニットと受信者ユニットとの同期を確立し、受信者ユニットから出力する光パルスと受信者ユニットに帰ってくる光パルスとの位相関係を常に一定とすることが可能な量子暗号鍵配布システムを提供する。【解決手段】 周波数同期部300から出力される出力クロック信号304は光ファイバ伝送路400中の古典チャネル402を介してアリス100へ送られると同時に、折り返し部500から折り返されて再び光ファイバ伝送路400中の古典チャネル402を介してボブ200に送られる。この時、ボブ200では出力クロック信号304とボブ200から折り返し帰ってきた折り返しクロック信号305との位相差を位相検出器303において検出する。位相検出器303では検出した位相差に応じた信号を出力し、低域通過フィルタ302で高周波成分をカットし、電圧制御発信器301を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
送信者ユニットにおいて受信者ユニットからの光パルスを変調し、その変調した光パルスの偏光をファラデーミラーを用いて90度回転させて前記受信者ユニット側に反射し、前記受信者ユニットにおいて前記送信者ユニットで反射された光パルスを位相変調した後に干渉させて受信器で受信する量子暗号鍵生成システムの伝送路を含む量子暗号鍵配布システムであって、 前記受信者ユニットと前記送信者ユニットとの間において前記伝送路を用いて構成された位相同期ループを有し、 前記位相同期ループにおいて前記受信者ユニットを主クロック源とし、前記送信者ユニットを前記伝送路を介して前記受信者ユニットに従属させることを特徴とする量子暗号鍵配布システム。
IPC (1件):
H04L9/12
FI (1件):
H04L9/00 631
Fターム (1件):
5J104AA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
  • 特許第6188768号
  • 特許第6188768号
引用文献:
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