特許
J-GLOBAL ID:200903063816246439

振動計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205738
公開番号(公開出願番号):特開平6-201449
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、振動測定対象物の測定面に押し当てて使用する振動計において、互いに垂直な3方向の振動量を同時に1箇所で測定できると共に、このときの接触共振振動数を高振動数領域にまで高めようとするものである。【構成】複数の振動センサを所定の中心軸を中心として等角度で、かつそれぞれ受感軸が当該中心軸と押当て部の表面上の一点で交わるように固定保持すると共に、当該各振動センサの出力に基づき振動測定対象物の測定点における2軸又は3軸方向の振動量を算出するようにしたことにより、各振動センサは高い接触ばね定数で2軸又は3軸方向の振動成分を含む振動量をそれぞれ検出し得、かくして振動測定位置における互いに垂直な2つの軸方向又は3つの軸方向の振動量を同時に1箇所で測定できると共に、このときの接触共振振動数を高振動数領域にまで高め得る振動計を実現できる。
請求項(抜粋):
振動測定対象物の振動測定面に押し当てて使用する振動計において、それぞれ1方向の受感軸を有し、上記受感軸方向の振動量を検出して検出信号としてそれぞれ出力する複数の振動センサと、所定の剛性を有し、上記複数の振動センサをそれぞれ所定の中心軸を中心として等角度に、かつ上記受感軸がそれぞれ上記中心軸と上記振動測定対象物の上記振動測定面に押し当てる押当て部の表面上の一点において交わるように固定保持する振動センサ保持手段と、上記検出信号に基づいて上記振動測定対象物の振動測定位置における互いに直交する2軸又は3軸方向の振動量をそれぞれ算出する演算手段とを具えることを特徴とする振動計。

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