特許
J-GLOBAL ID:200903063816314655

排熱回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305582
公開番号(公開出願番号):特開平8-144850
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 水の沸点よりも低い温度の排熱を発生する低温排熱源からの排熱によっても蒸気を発生して動力として回収できるようにして汎用性を向上するとともに蒸気発生効率を高くする。【構成】 エンジン冷却後の冷却水を低温蒸気発生装置7に供給し、アンモニア-水系混合流体を加熱してアンモニア蒸気を発生させ、そのアンモニア蒸気を低圧蒸気タービン9に供給し、更に、エンジン燃焼排ガスを高温蒸気発生装置12に供給し、アンモニア-水系混合流体を加熱して水蒸気を発生させ、その水蒸気を高圧の蒸気タービン13に供給し、両蒸気タービン9,13に連動連結した動力取り出し軸16から動力を取り出す。また、高温蒸気発生装置12からのアンモニア-水系混合流体の液成分を吸収器10に噴霧供給し、蒸気成分を液化しやすくする。
請求項(抜粋):
水の沸点よりも低い温度の排熱を発生する低温排熱源と、水の沸点よりも高い温度の排熱を発生する高温排熱源と、前記高温排熱源からの排熱を熱源とする高温蒸気発生装置と、前記高温蒸気発生装置に接続した作動流体の循環配管に設けられてその高温蒸気発生装置で発生した蒸気によって駆動する蒸気タービンと、その蒸気タービンの下流側に設けられて作動流体を液化する吸収器とを備えた排熱回収システムにおいて、前記作動流体として、水の沸点よりも低く前記低温排熱源からの排熱によって蒸発可能な2成分系混合流体を用い、前記高温蒸気発生装置よりも作動流体の流動方向上流側で、前記循環配管に、前記低温排熱源からの排熱を熱源とする低温蒸気発生装置を設けるとともに、その低温蒸気発生装置で発生した蒸気によって前記蒸気タービンに連動連結した低圧蒸気タービンを駆動するように構成し、かつ、前記高温蒸気発生装置に、その作動流体の液成分を取り出す作動液配管を接続し、前記吸収器内の上部空間に、吸収液の上方から作動流体の液成分を噴霧供給する噴霧供給手段を設けるとともに、前記作動液配管と前記噴霧供給手段とを接続したことを特徴とする排熱回収システム。
IPC (5件):
F02G 5/04 ,  F01K 25/00 ,  F01K 25/06 ,  F01K 25/10 ,  F02B 39/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-255502

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