特許
J-GLOBAL ID:200903063822734020

工具収納箱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-375919
公開番号(公開出願番号):特開2002-172541
出願日: 2000年12月11日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】 僅かな寸法誤差や摩耗などに拘らず軸状工具を安定して所定の保持力で保持できるようにする。【解決手段】 蓋部材14がねじ24、32により本体12に螺合されて一体的に結合されることにより、蓋部材14の回転量に応じて把持爪22がテーパ面30の作用で徐々に縮径させられ、小さな回転操作力で強固にシャンク16aに押圧されて軸状工具16を位置決めするとともに、ねじ24、32の圧力側フランクの摩擦により緩み止めして結合状態を維持する。また、本体12と蓋部材14との当接によって結合位置が規定され、常に略一定の位置決め荷重で軸状工具16を位置決めできるとともに、本体12および蓋部材14の外周形状は略同一の四角柱形状で、結合状態では四角柱形状の4つの角部がそれぞれ略一致させられて外周面が軸方向に連続するようにした。
請求項(抜粋):
軸状工具のシャンクが挿入される挿入穴を有する有底筒状の本体と、該本体の前記挿入穴にシャンク側から挿入されることにより該挿入穴から突き出す前記軸状工具の刃部を覆蓋するように、該本体に一体的に固定される有底筒状の蓋部材と、前記本体の前記挿入穴の開口部に設けられた縮径可能な位置決め係合部と、該位置決め係合部および前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、該蓋部材が前記本体に軸方向から接近させられる際に、テーパの作用で前記位置決め係合部を縮径させて前記シャンクを位置決めするテーパ形状部と、を有する工具収納箱であって、前記蓋部材は、ねじにより前記本体に螺合されて一体的に結合されるようになっており、該ねじの回転に伴って前記テーパの作用で前記位置決め係合部が前記シャンクに押圧されることを特徴とする工具収納箱。

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