特許
J-GLOBAL ID:200903063826980114

衛星航法補強システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017748
公開番号(公開出願番号):特開2000-214244
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 補強データに含まれる誤差を既知点に設置されたSBAS受信機にて補正し、それを未知点のSBAS受信機に利用することにより、測位精度を改善する。【解決手段】 既知点SBAS受信機10に誤差演算部24を設け、そこでGPSの航法データとSBASの補強データとに基づいて疑似距離を算出するとともに、航法データに含まれるGPS衛星の位置と既知点SBAS受信機10の位置とに基づいてGPS衛星と既知点SBAS受信機10との真の距離を算出する。そうして、その算出された疑似距離及び真の距離とに基づき、補強データに含まれる誤差を算出し、それを未知点SBAS受信機に送信する。未知点SBAS受信機では、その誤差を受信し、自ら受信した補強データの補正に用いる。
請求項(抜粋):
既知点受信機と未知点受信機とを含む衛星航法補強システムであって、前記既知点受信機は、衛星航法補強システムの静止衛星から送信される補強データを受信する既知点補強データ受信手段と、GPS衛星から送信される航法データを受信する航法データ受信手段と、前記補強データと前記航法データとに基づいて前記GPS衛星に対する疑似距離を算出するとともに、前記航法データに含まれる前記GPS衛星の位置と当該既知点受信機の位置とに基づいて前記GPS衛星と当該既知点受信機との真の距離を算出し、前記疑似距離と前記真の距離とに基づいて前記補強データに含まれる誤差を算出する誤算算出手段と、前記誤差を前記未知点受信機に送信する誤差送信手段と、を含み、前記未知点受信機は、衛星航法補強システムの静止衛星から送信される補強データを受信する未知点補強データ受信手段と、GPS衛星から送信される航法データを受信する航法データ受信手段と、前記既知点受信機から送信される前記誤差を受信する誤差受信手段と、前記未知点補強データ受信手段により受信される補強データを、前記誤差受信手段により受信される誤差に基づいて補正する補強データ補正手段と、該補強データ補正手段による補正済みの補強データと前記航法データとに基づいて、現在位置を算出する測位演算手段と、を含むことを特徴とする衛星航法補強システム。
Fターム (8件):
5J062AA01 ,  5J062BB01 ,  5J062BB02 ,  5J062BB03 ,  5J062CC07 ,  5J062EE02 ,  5J062EE04 ,  5J062GG02

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