特許
J-GLOBAL ID:200903063831989561

ディジタル復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-070284
公開番号(公開出願番号):特開平6-284159
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 消費電流が少なくかつ小型な回路構成のまま、判定タイミングクロックの位相制御の高い制御精度を維持できるディジタル復調器を提供する。【構成】 判定回路4は、遅延検波回路3により変調周波数の2倍でサンプリングされた検波データe,fを判定タイミングクロックlにより判定し、2値データgを復調する。その際、補間機能付リミッタ回路5は、上記検波データe,fの隣接する2つのサンプル間のデータを3点で補間し、その符号を基に2値の矩形波信号hを生成する。位相誤差検出回路7はこの信号hを入力とするバンドパスフィルタ6の出力信号iと現判定タイミングクロックnとの位相比較結果に基づき位相誤差信号jを出力し、クロック再生回路8は該位相誤差信号jに基づき判定タイミングクロックlの位相を補正し、判定回路4に与える。
請求項(抜粋):
4値ディジタル変調方式によって変調されたベースバンド信号を変調速度の2倍以上の速度でサンプリングし、ディジタルデータに変換して検波した後、該検波出力をクロック同期回路から与えられる判定タイミングクロックにより判定して復調データを得るディジタル復調器において、前記クロック同期回路は、前記検波出力の隣接する2つのサンプル値の間を1つ以上補間し、リミッタをかけて1ビットの補間値データとして出力する補間機能付リミッタ回路と、該補間機能付リミッタ回路の後段に配設される1ビット入力のディジタルバンドパスフィルタ回路と、該ディジタルバンドパスフィルタ回路の出力に基づき判定タイミングクロックの位相誤差を検出する位相誤差検出回路と、発振回路からのクロックを分周して判定タイミングクロック及びサンプリングクロックを生成するとともに、前記位相誤差検出回路からの位相誤差信号に基づき当該生成した判定タイミングクロックの位相を制御するクロック再生回路とを具備することを特徴とするディジタル復調器。

前のページに戻る