特許
J-GLOBAL ID:200903063837073275

車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209292
公開番号(公開出願番号):特開平5-208622
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、4輪駆動式の自動車等における左右輪への駆動力配分に用いて好適の車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造に関し、油圧回路へのエアの混入を容易に防止できるようにすることを目的とする。【構成】 駆動力伝達制御機構を、左右の油圧式トルク伝達機構と、その油圧回路とから構成して、上記油圧回路を、油圧調整部74と、左右の各油圧式クラッチ機構に付設された油圧入力部20Dと、油圧調整部74から各油圧入力部20Dへ至る油路に介装された切替弁110とから構成し、上記の油圧調整部74及び切替弁76を、作動油を貯蔵された油室内82に内蔵されて作動油中に埋没させた構造とする。
請求項(抜粋):
左右の各車輪と一体回転する一対の車軸と、これらの車軸の間に介設された駆動力伝達制御機構とをそなえた車両用左右駆動力配分装置において、上記駆動力伝達制御機構が、左輪側へ又は左輪側から駆動力を移動するための左輪制御用油圧式トルク伝達機構と、右輪側へ又は右輪側から駆動力を移動するための右輪制御用油圧式トルク伝達機構と、これらの油圧式トルク伝達機構を駆動する油圧回路とをそなえ、上記油圧回路が、油圧源からの油圧を所要の圧力で出力する油圧調整部と、上記の左右の各油圧式クラッチ機構に付設された油圧入力部と、上記油圧調整部から上記の各油圧入力部へ至る油路に介装された切替弁とから構成されて、上記の油圧調整部及び切替弁が、作動油を貯蔵された油室内に内蔵されて上記作動油中に埋没されていることを特徴とする、車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造。
IPC (4件):
B60K 23/04 ,  B60K 17/20 ,  B60K 17/348 ,  F16H 1/445

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