特許
J-GLOBAL ID:200903063842609612

建築物の構造体内部漏水路の検知方法と、その方法を用いた漏水補修工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-012164
公開番号(公開出願番号):特開平11-194105
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 構造体内部漏水路が確実に把握できる検知方法と、その検知方法を用いて漏水を完全に防止する補修工法を提供する。【解決手段】 構造体Kと温度差を有する識別気体Gを漏水開口部Dから内部漏水路R内に圧入し、構造体Kの表面に生じる温度差を温度検知手段1によって検知し、気体感知機2を用いて識別気体Gの漏出位置の探索を行ない、構造体Kの内部漏水路Rの路域Aと漏水開口部Dとを断定する。そして、前記漏水開口部Dから前記内部漏水路R内に、構造体Kと温度差を有する流動圧入充填材3を圧入し、構造体K表面の温度差を温度検知手段1によって検知し、前記内部漏水路Rの路域Aとその路域A内への流動圧入充填材3の侵入域Bとを比較し、流動圧入充填材3の侵入範囲を確認し、内部漏水路Rの路域Aと流動圧入充填材3の侵入域Bとが一致するまで流動圧入充填材3の圧入を行う。
請求項(抜粋):
検査対象建築物の構造体(K)と温度差を有する識別気体(G)をその構造体(K)の漏水開口部(D)から内部漏水路(R)内に圧入し、その内部漏水路(R)の囲壁への識別気体(G)の温度伝達を待ち、その構造体(K)の表面に生じる温度差を温度検知手段(1)によって検知してその表面温度差発生域を画像化し、その画像化された構造体(K)の表面の温度差発生域内において、識別気体(G)を感知する気体感知機(2)を用いて構造体(K)から外部に漏れ出す識別気体(G)の漏出位置の探索を行ない、前記構造体(K)の内部漏水路(R)の路域(A)と、その分布範囲内における構造体(K)表面の漏水開口部(D)とを断定することを特徴とする建築物の構造体内部漏水路の検知方法。
IPC (2件):
G01N 25/72 ,  E04G 23/02
FI (2件):
G01N 25/72 K ,  E04G 23/02 B

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