特許
J-GLOBAL ID:200903063843568553

巻線型コイルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260937
公開番号(公開出願番号):特開2001-085245
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 巻線の分布容量のばらつきが少なく優れた周波数特性を有する巻線型コイルおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 ボビン11の巻線部12に巻線13を巻装するとともに、巻線部12に磁性体コア14を挿通させ、磁性体コア14によって巻線13に鎖交する閉磁路を形成してなるものである。鍔部11aの各々は、磁性体コア14が配置されている側の外周縁18が巻線13の表面の位置より突出するように設定されている。鍔部11aと磁性体コア14との間にはそれぞれギャップg1が形成されている。ギャップg1は、その内部に液状のワニス17が毛細管現象により吸い上げられる寸法に設定されている。ギャップg1には、液状のワニス17が含浸されて固化され、ボビン11と磁性体コア14とがワニス17により固定される。
請求項(抜粋):
筒状の巻線部と該巻線部の端部に設けた鍔部とを備えてなるボビンの筒状の巻線部に巻線が巻装されるとともに、該巻線部に磁性体コアが挿通され、前記ボビンと磁性体コアとが接着剤により固定されてなる巻線型コイルにおいて、前記鍔部は磁性体コア配置側の外周縁が前記巻線の表面の位置より突出しており、かつ、前記鍔部の側面と前記磁性体コアとの間に形成されたギャップ寸法は、液状の前記接着剤が毛細管現象により吸い上げられる寸法であることを特徴とする巻線型コイル。
IPC (3件):
H01F 27/30 ,  H01F 37/00 ,  H01F 41/00
FI (4件):
H01F 27/30 ,  H01F 37/00 T ,  H01F 37/00 N ,  H01F 41/00 C
Fターム (3件):
5E043AA02 ,  5E043AB01 ,  5E043FA01

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