特許
J-GLOBAL ID:200903063844496157

光情報記録再生装置、光ディスク、チルト補正方法およびチルトセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284141
公開番号(公開出願番号):特開平8-335327
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【課題】 光ディスク、特に小径光ディスクおよび相変化型光ディスクに対して安定したチルト補正制御を実現する。【解決手段】 光ピックアップ9の光スポット9eの移動範囲内で、チルトセンサ20の光スポット20fの全体が光ディスク4上のピットあるいは溝の形成された領域にあるように配置してチルト検出誤差をなくす、あるいは光ディスク4の内周付近だけ近傍のチルト補正値を保持することにより、安定したチルト補正を可能にする。また、光ディスク4にチルト検出領域35、36を形成する、あるいはチルトセンサの光ビームを開口制限することにより、チルト補正が可能な範囲の拡大を図る。さらに、相変化型光ディスク70の結晶状態と非結晶状態の反射率が同一になる波長にチルトセンサの光ビーム波長を合わせることで、相変化型光ディスク70に対しても安定したチルト補正を可能とする。
請求項(抜粋):
情報記録面を有する光ディスクに情報の記録および/または再生を行う光情報記録再生装置であって、該情報記録面に第1の光スポットを形成する光ピックアップと、該光ピックアップを該光ディスクの半径方向に移動させる移送手段と、第2の光スポットを形成するための光源と、少なくとも一対の受光素子とを有しており、該光ピックアップの光軸に対する該光ディスクの該情報記録面の傾き角を検出するチルトセンサであって、該光ピックアップの移動に追従するチルトセンサと、該チルトセンサにより検出された該傾き角に応じて、該光ディスクの情報記録面と該光ピックアップの光軸とを実質的に垂直にするように該光ピックアップの姿勢を調整するチルト補正手段と、を備えている光情報記録再生装置であって、該光ディスクの情報記録面は、ピットあるいは溝が形成されている情報記録領域と、該情報記録領域の内側および外側に設けられた、ピットあるいは溝を有さないミラー領域とを有しており、該情報記録領域は、該光ピックアップのアクセスが必須である第1の領域と、その外側に位置する該光ピックアップのアクセスが必須ではない第2の領域とにさらに分割されており、該第1の光スポットと該第2の光スポットを結ぶ線は、該光ディスクの半径方向と直角をなす方向に対して所定の角度をなしており、該所定の角度は実質的に0度を含まず、それにより該第1の光スポットが該第1の領域の最内周に位置するときに該第2の光スポットの全体を該第1の領域内に位置させ、かつ該第1の光スポットが該第1の領域の最外周に位置するときに該第2の光スポットの全体を該情報記録領域内に位置させる、光情報記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 7/095 ,  G11B 7/007
FI (2件):
G11B 7/095 G ,  G11B 7/007
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭59-198538
  • 特開昭59-152530
  • 特開平1-253838
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