特許
J-GLOBAL ID:200903063846735000

船外機における潤滑油ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251912
公開番号(公開出願番号):特開2003-065015
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 油ポンプの駆動時、そのポンプケース内のポンプ室に、このポンプケースの外部の水が浸入しないようにする。【解決手段】 船外機5が備える油ポンプ29が、ポンプケース30の上部とこの上部を貫通する駆動軸21との間の上部隙間34をシールする第1シール体35と、ポンプケース30の下部とこの下部を貫通する駆動軸21との間の下部隙間36をシールする上下一対の第2、第3シール体37,38とを備える。駆動軸21の軸方向で、第2、第3シール体37,38の間に配置され下部隙間36をシールする第4シール体39を設ける。下部隙間36における第2、第4シール体37,39で挟まれた空間48を内燃機関10の内部における潤滑油28の収容空間49、および/もしくはカウリング12の内部空間50に連通させる連通路51を設ける。
請求項(抜粋):
船体に支持されるケースと、このケースの下端部に支承されるプロペラと、上記ケースの上端部に支持される内燃機関と、この内燃機関をその外方から全体的に覆うカウリングと、鉛直方向に延びる軸心回りに回転自在となるよう上記ケースに支承され上記内燃機関の駆動力を上記プロペラに伝達する駆動軸と、上記内燃機関に潤滑油を供給可能とする油ポンプとを備え、上記油ポンプが、内部がポンプ室とされて上記駆動軸を貫通させるポンプケースと、上記ポンプ室に収容されて上記駆動軸と共に回転するロータと、上記ポンプケースの上部とこの上部を貫通する上記駆動軸との間の上部隙間をシールする第1シール体と、上記ポンプケースの下部とこの下部を貫通する上記駆動軸との間の下部隙間をシールする上下一対の第2、第3シール体とを備えた船外機における潤滑油ポンプ装置において、上記駆動軸の軸方向で、上記第2、第3シール体の間に配置され上記下部隙間をシールする第4シール体を設け、上記下部隙間における上記第2、第4シール体で挟まれた空間を上記内燃機関の内部における潤滑油の収容空間、および/もしくは上記カウリングの内部空間に連通させる連通路を設けた船外機における潤滑油ポンプ装置。
IPC (3件):
F01M 1/06 ,  B63H 20/00 ,  F01M 1/02
FI (4件):
F01M 1/06 M ,  F01M 1/06 N ,  F01M 1/02 G ,  B63H 21/26 K
Fターム (10件):
3G013AA01 ,  3G013AA03 ,  3G013AB01 ,  3G013BB04 ,  3G013BB19 ,  3G013BB31 ,  3G013BD24 ,  3G013BD46 ,  3G013BD50 ,  3G013CA04

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