特許
J-GLOBAL ID:200903063847126253

筒内噴射式火花点火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132672
公開番号(公開出願番号):特開平10-317972
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 吸気行程中に燃料噴射を行う均質燃焼時の点火プラグ7のくすぶりを抑制するとともに、圧縮行程中に燃料噴射を行う成層希薄燃焼時の混合改善を図る。【解決手段】 一対の吸気弁5a,5bに対応する第1吸気ポート8aと第2吸気ポート8bとが互いに独立している。第1吸気ポート8aは、エンジンセンターラインLに直交している。第2吸気ポート8bは、点火プラグ7を指向するように内向している。燃料噴射弁10は、吸気弁5b側に片寄って位置しており、その噴霧の中心線Fは、第2吸気ポート8bの中心線M2とシリンダ水平平面上において略平行である。第2吸気ポート8bの上流には、空気制御弁15が介装されている。燃料噴霧が吸気弁5a,5bの傘部裏面へ衝突しても、点火プラグ7には集中しない。また、シリンダ3内に生成される縦渦が傾いたものとなる。
請求項(抜粋):
各気筒毎に、気筒列方向に並んだ2つの吸気弁および2つの排気弁を有し、かつこれらの4個の弁の略中央位置に点火プラグが配置され、2つの吸気弁の間でかつシリンダ側壁寄りのシリンダヘッド下面部に配置された燃料噴射弁からシリンダ内に直接燃料が噴射される筒内噴射式火花点火内燃機関において、吸気弁の一方に対応する第1吸気ポートと他方に対応する第2吸気ポートとが、互いに独立して構成されているとともに、シリンダ中心軸に直交するシリンダ水平平面へ投影した各吸気ポートの中心線が、第1吸気ポートは気筒列方向に対し略垂直な形状に、第2吸気ポートはシリンダの略中心を指向するように内向した形状に、それぞれ構成されており、上記燃料噴射弁の先端位置が、2つの吸気弁の間の中央位置から上記第2吸気ポート寄りに片寄って配置されているとともに、この燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記シリンダ水平平面に投影したときの噴霧中心線が、該シリンダ水平平面に投影した上記第2吸気ポートの中心線と略平行に構成されていることを特徴とする筒内噴射式火花点火内燃機関。
IPC (6件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/00 ,  F02B 31/02 ,  F02D 41/02 310 ,  F02F 1/42
FI (7件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 23/08 S ,  F02B 31/00 Z ,  F02B 31/02 C ,  F02D 41/02 310 A ,  F02F 1/42 F
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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