特許
J-GLOBAL ID:200903063847751352

筆記具または塗布具の先端チップ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056939
公開番号(公開出願番号):特開平11-254877
出願日: 1998年03月09日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 使用時におけるボールの回転性及び液体の円滑な流出性を得ることができると共に、安価に製造することができる先端チップ構造を提供する。【解決手段】 ボール収納室3の先端部に前端開口部8を形成してなるチップ本体1と、ボール収納室3に収納され前端開口部8より一部が突出して前端開口部8を液密に閉塞し得るボール10と、ボール10の後方への移動を規制するボール受座2とを備え、前記ボール受座2の内周面に流通溝6を形成する一方、ボール受座2の前端面7には、ボール収納室3の中心軸線Cと略直交する平面7cと、平面7cの内周縁部に位置する座面7aと、平面7bの外周縁部からボール収納室3の内面に亘って形成されると共に前記平面7bに対して傾斜する傾斜面7cとを設け、かつ前記流通溝6をボール受座2の内周面から傾斜面7cの内方に亘って放射状に延出させる。
請求項(抜粋):
液体インキまたは液体塗料などの液体を流入させるボール収納室を有すると共に、ボール収納室の先端部に円形をなす液体吐出用の前端開口部を形成してなるチップ本体と、このチップ本体のボール収納室に収納され、前記前端開口部より一部が突出すると共に前記前端開口部を液密に閉塞し得るボールと、前記ボールを後方から支持し、ボールの後方への移動を規制するボール受座とを備えた先端チップ構造において、前記ボール受座は、ボール収納室の内面に環状に突出形成してなり、前記ボール受座の内周面には、前端部が前記ボール収納室内に開口する複数本の流通溝を形成する一方、前記ボール受座の前端面には、ボール収納室の中心軸線と略直交する平面と、前記平面の内周縁部に位置しボールの後半部外周に接する座面と、前記平面の外周縁部からボール収納室内面に亘って形成され前記平面に対して傾斜する傾斜面と、を設け、前記流通溝は、前記ボール受座の内周面から前記傾斜面の内方に亘って放射状に延出させることを特徴とする筆記具または塗布具の先端チップ構造。
IPC (3件):
B43K 1/08 ,  B05C 17/02 ,  B43L 19/00
FI (3件):
B43K 1/08 Z ,  B05C 17/02 ,  B43L 19/00 G

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