特許
J-GLOBAL ID:200903063851471615

電気モ-タの通電制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073696
公開番号(公開出願番号):特開平11-346494
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 スイッチドリラクタンスモータの如き電気モータの中高速域や低トルク時の効率を向上する。【解決手段】 目標トルク及び回転速度に基づき、コイル1aについて、通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オフ角度及び回転角度に対応する目標電流値を決定し、回転角度が通電オン角度になった時にスイッチング素子12a、12bを共にオンにし、回転角度が第1の通電オフ角度になるまでの間は実電流値が目標電流値を超えることに応じてスイッチング素子12aをオフにし、回転角度が第1の通電オフ角度になった時には実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらずスイッチング素子12aをオフし、回転角度が第2の通電オフ角度になった時にスイッチング素子12a、12bを共にオフにする。
請求項(抜粋):
固定子に配設された複数相コイルの各々が、その一端を電源高電位ライン及び電源低電位ラインのうちの一方ラインに第1のスイッチング素子を介して接続されると共に電源高電位ライン及び電源低電位ラインのうちの他方ラインにその後者からその前者への電流流通を許す第1のダイオードを介して接続され、かつその他端を前記他方ラインに第2のスイッチング素子を介して接続されると共に前記一方ラインにその前者からその後者への電流流通を許す第2のダイオードを介して接続されている電気モータにおいて、回転子の回転角度を検出する角度検出手段と、回転子の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記各相コイルに実際に流れる実電流値を検出する実電流検出手段と、外部からの入力情報に基づいて当該スイッチドリラクタンスモータの目標トルクを計算し、該目標トルク及び前記回転速度に基づき、前記各相コイルの各々について、通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オフ角度及び目標電流値を決定し、前記回転角度が前記第2の通電オフ角度から前記通電オン角度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッチング素子の同時のオフを維持し、前記回転角度が前記通電オン角度から前記第1の通電オフ角度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッチング素子の一方のオンと同時にその他方のオフと前記第1及び第2のスイッチング素子の同時のオンとを交互に繰り返しすことによって前記実電流値を前記目標電流値に近似させ、前記回転角度が前記第1の通電オフ角度から前記第2の通電オフ角度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッチング素子の一方のオンと同時にその他方のオフを維持する制御手段とを備えたことを特徴とする電気モータの通電制御装置。

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