特許
J-GLOBAL ID:200903063852934023

無線周波数送信機用電力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250142
公開番号(公開出願番号):特開平10-107654
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 側波帯ノイズ放出や電流ドレインを最少に抑え、出力電力制御のダイナミック・レンジが広い利得制御回路を備えた無線周波数送信機を提供する。【解決手段】 利得制御回路は、所定範囲の出力電力レベル内で送信される信号の電力レベルを制御する。利得制御回路は、出力電力レベル制御信号に応答して、第1および第2利得制御信号を供給する。第1利得制御信号は第1可変利得段の利得を制御し、中間周波数において送信信号の電力レベルを変化させ、所定範囲の出力電力レベルの内低い方にわたって送信信号の出力電力レベルを変化させる。第2利得制御信号は第2可変利得段を制御し、無線周波数において送信信号の電力レベルを変化させ、所定範囲の出力電力レベルの内高い方の範囲にわたって送信信号の出力電力レベルを変化させる。電力制御回路は符号分割多重アクセス無線電話機に利用でき、85dBの範囲で電力制御を行うという利点がある。
請求項(抜粋):
所定範囲の出力電力レベル内のある電力レベルにおいて送信信号(123)を送信する送信機(102)であって:中間周波数(113)において前記送信信号を発生する信号発生器(110,112);前記信号発生器(110,112)に結合され、第1利得制御信号(131)に応答して、前記中間周波数(113)において前記送信信号の電力レベルを制御する第1可変利得段(114);前記第1可変利得段(114)に結合され、前記送信信号の周波数を前記中間周波数(113)から無線周波数(119)に変換する、信号アップコンバータ(116,118);前記信号アップコンバータ(116)に結合され、第2利得制御信号(113)に応答して、前記無線周波数(119)における送信信号の電力レベルを制御する第2可変利得段(120);および前記第1可変利得段(114)および前記第2可変利得段(120)に結合され、出力電力レベル制御信号(150)に応答して、前記第1利得制御信号(131)および前記第2利得制御信号(133)を供給する利得コントローラ(130);から成り、前記第1利得制御信号(131)は前記第1可変利得段(114)の利得を制御し、前記中間周波数(113)における前記送信信号の電力レベルを変化させ、前記送信信号(123)の出力電力レベルを、前記所定範囲の出力電力レベルの内低い方の範囲にわたって変化させ、前記第2利得制御信号(133)は前記第2可変利得段(120)の利得を制御し、前記無線周波数(121)における送信信号の電力レベルを変化させ、前記送信信号(123)の出力電力レベルを、前記所定範囲の出力電力レベルの内高い方の範囲にわたって変化させることを特徴とする送信機(102)。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H03G 3/30 ,  H04J 13/00
FI (3件):
H04B 1/04 E ,  H03G 3/30 F ,  H04J 13/00 A

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