特許
J-GLOBAL ID:200903063853601591

推進性能向上用船尾フィン付き二軸船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187625
公開番号(公開出願番号):特開平11-020789
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、一対の外回りプロペラを有する二軸船について、各プロペラヘ流入する伴流の分布を改善するフィンを設けることにより、推進性能の向上を図れるようにした、推進性能向上用船尾フィン付き二軸船を提供することを課題とする。【解決手段】 船尾で左右に対をなす外回りプロペラ3をそなえた二軸船において、各プロペラ3の船外へ突出したプロペラ軸5の相互間のV型船体またはスケグとしての軸間船体部1aに、側方へ突出したフィン11が設けられ、同フィン11により、船体中心線寄りの部分でプロペラ3へ流入する伴流の上昇成分を低減させて、プロペラディスクにおける伴流分布の一様化をはかり、プロペラ効率を向上させる。また、フィン11で生じる揚力の前向き成分による推力も得られる。このようにして、二軸船としての推進性能の大幅な向上が期待される。
請求項(抜粋):
船尾で船体中心線の左右に対をなすスクリュープロペラをそなえるとともに、これらのプロペラの船外水中へ突出したプロペラ軸の相互間にV型船体またはスケグとしての軸間船体部をそなえる二軸船において、上記の左右に対をなすスクリュープロペラが前進航行時に外回りに作動するように設定され、これらのプロペラへ船体中心線寄りの部分で流入する伴流の上昇成分を低減させるべく、上記軸間船体部から側方へ突出したフィンが設けられていることを特徴とする、推進性能向上用船尾フィン付き二軸船。
IPC (3件):
B63H 5/07 ,  B63H 1/28 ,  B63H 5/08
FI (3件):
B63H 5/06 B ,  B63H 1/28 Z ,  B63H 5/08

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