特許
J-GLOBAL ID:200903063858515766

極低温液体貯蔵タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210051
公開番号(公開出願番号):特開平7-174296
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】適切な蒸気空間を形成して保圧時間を長くすることができる改良された貯蔵タンクの提供。【構成】貯蔵タンクは、メインタンク(2)とアレージタンク(10)とからなり、これらは充填ライン(8)の30%以下の流速容量を有する小さい通路(12)によって接続されている。タンクの頂部又は底部からメインタンク(2)に極低温液体が供給されて充填される。充填ライン(8)は通路(12)よりもかなり大きいので、アレージタンク(10)が実質的に空の状態でメインタンク(2)は液体で一杯になる。メインタンク(2)が充填されると流速が急激に低下し、この急激な低下が低感度で低廉な監視装置(22)によって検知されて充填動作が停止される。アレージタンクは、捕捉されたガスを保持し且つ両タンクの液面高さが等しくなるまで通路(12)を介してメインタンクからアレージタンクへ液体が徐々に流入する。両方のタンクの液面高さが等しくなると、蒸気空間が液体の上方に形成され蒸気を収容し且つ長い保圧時間が提供される。
請求項(抜粋):
極低温液体のための貯蔵タンクであって、(a)第1のタンクと、(b)通路によって前記第1のタンクに接続された第2のタンクであって、前記通路はこれらの2つのタンク間の極低温液体の流れを許容するようになされた、前記第2のタンクと、(c)前記第1のタンクに極低温液体を供給するための充填パイプであって、前記第2のタンクが未だ充填されつつある間に前記第1のタンクに極低温液体を充満させるような前記通路に対する大きさとなされた、前記充填パイプと、からなり、前記第1のタンクへの極低温液体の流速の低下が検知されて充填動作が停止され、その後、これらの2つのタンクは液面高さが等しくなされて、タンク内の極低温液体の保圧時間を最大にするためのアレージヘッドが提供されるようになされた貯蔵タンク。
IPC (2件):
F17C 6/00 ,  B65D 90/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭11-004448
審査官引用 (1件)
  • 特公昭11-004448

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