特許

J-GLOBAL ID：200903063869016192

摺動スイッチ

発明者： 竹中 卓雄 ,  工藤 保親
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-073382
公開番号（公開出願番号）：特開平8-273482
出願日： 1995年03月30日
公開日（公表日）： 1996年10月18日
要約：

【要約】【目的】 各種電気・電子機器に使用される摺動スイッチに関するものであり、主としてアーク及びサージを伴う切換の寿命と接触安定性を両立させ、小形スイッチにて広範囲の電流の切換が可能になる優れた性能の摺動スイッチを目的とする。【構成】 個別パターン3a,3bに凸部2a,2bを設け、可動接片9の個別接点部8aの幅Bを凸部2a,2bの幅Aよりも広くしたため個別接点部8aの凸部2a,2bと接触する部分にてアークを発生させることで寿命特性の向上が図れ、アークの発生しない部分で接触安定性を確保することができ、更に凸部2a,2bに隣接して絶縁部4に溝部6を設けることで絶縁と接触の劣化を防止できるため、寿命・接触特性に優れた摺動スイッチが得られる。

請求項（抜粋）：

コモンパターン及び前記コモンパターンのパターン方向と略直交する絶縁部との境界に凸部を有する少なくとも1つの個別パターンが互いに電気絶縁状態に配設されるスイッチパターンと、前記コモンパターンと前記個別パターンと電気接続状態にある外部端子をインサート成形し上面に開口部をもつケースと、前記コモンパターン及び前記個別パターン上を摺動する個別接点部とコモン接点部を有し、特に前記個別パターン上を摺動する前記個別接点部の幅を前記凸部より広く形成した可動接片を装着し、前記ケース内を移動可能なレバーと、前記ケースの開口部に蓋をする形で装着できるカバーにより構成された摺動スイッチ。