特許
J-GLOBAL ID:200903063869669846

電波暗室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020249
公開番号(公開出願番号):特開平6-237092
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 電波吸収体等を作り替えることなく、電波吸収特性の改善調整を容易にできる電波暗室を提供する。【構成】 電波暗室1の内面に取り付ける電波吸収体の少なくとも一の電波吸収体5を、少なくとも1層の布状電波損失材12により構成するとともに、内面からの距離を調節可能に取り付ける。なお、布状電波損失材12は着脱自在に取り付けることが好ましい。また、布状電波損失材12と内面との間、又は布状電波損失材12の相互間に布状誘電体材17を挿入することが好ましい。また、布状電波損失材12と布状誘電体材17を折りたたみ自在にすることが好ましい。【効果】 布状電波損失材12を層状に配置して電波吸収体を形成したから、層数の調整、布状電波損失材12の交換等により、電波特性の調整が容易になる。また、布状電波損失材12の位置を調整可能にしたものによれば、電波吸収特性の微妙な調整ができるとともに、不要な反射波の合成波を規定値以下に低減できる。
請求項(抜粋):
金属等の電磁シールド材で天井面と床面と壁面とを形成してなる電磁シールド室の内面の少なくとも一の内面に電波吸収体を取り付けてなる電波暗室において、前記電波吸収体の少なくとも一の電波吸収体が、当該内面にほぼ平行に配置して設けられた少なくとも1層の布状電波損失材を含んでなり、該布状電波損失材が当該内面からの距離を調節可能に取り付けられたことを特徴とする電波暗室。
IPC (2件):
H05K 9/00 ,  H04B 17/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-047320

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