特許
J-GLOBAL ID:200903063875593525
酸化物触媒及びその製造方法並びに無水マレイン酸の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-141640
公開番号(公開出願番号):特開平7-068179
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 機械的強度及び粒子の流動性が良く、反応成績が良好な無水マレイン酸製造用触媒を工業的触媒製造条件によっても再現性良く安価に製造する。【構成】 有機溶媒中において、五価のバナジウム化合物及び五価のリン化合物を反応させて四価のバナジウムと五価のリンを含有する結晶性複合酸化物粒子を得る。この粒子を高速気流下で乾式にて粉砕した後、四価のバナジウム及びリンを含有する水性溶液と混合してスラリーを形成し、このスラリーを噴霧乾燥した後焼成する。【効果】 水性スラリー中の四価のバナジウムと五価のリンが、その後の乾燥、焼成により得られた触媒中では、非晶質のバナジウム-リン酸化物となり、これが触媒強度を発現するバインダー成分として働く。流動床反応条件において、機械的強度と粒子の流動性に優れ、長期に亘り反応成績が良好である。触媒当たりの無水マレイン酸の製造量が大きく、触媒原単位を低減できる。
請求項(抜粋):
炭素数4の炭化水素を気相酸化して無水マレイン酸を製造するための酸化物触媒において、有機溶媒中で、五価のバナジウム化合物を四価の原子価状態に還元できる還元剤の存在下、五価のバナジウム化合物及び五価のリン化合物を反応させて得られた四価のバナジウムと五価のリンを含有する結晶性複合酸化物粒子を、高速気流下で乾式にて粉砕した後、四価のバナジウム及びリンを含有する水性溶液と混合してスラリーを形成し、このスラリーを噴霧乾燥した後、焼成してなることを特徴とする酸化物触媒。
IPC (4件):
B01J 27/198
, B01J 37/16
, C07D307/60
, C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭59-092024
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特開昭59-095933
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