特許
J-GLOBAL ID:200903063888150967

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243400
公開番号(公開出願番号):特開平9-089389
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 スクロール型圧縮機1にガスインジェクションする冷凍サイクル装置において、ガスインジェクションによりスクロール型圧縮機1の過圧縮が発生することを抑制する。【解決手段】 スクロール型圧縮機1の吸入圧力、および吐出圧力を圧力センサ10、11により検出して、この両センサ10、11の検出信号に基づいて制御装置12において圧縮比を算出する。この圧縮比に基づいてガスインジョクション配管5の制御弁8の開度を制御する。圧縮比が所定値以下に低下したときは制御弁8を制御してスクロール型圧縮機1へのインジェクション量を減少もしくは零にする。これにより、ガスインジョクションによるスクロール型圧縮機1の過圧縮を効果的に抑制でき、サイクル効率の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して吐出するスクロール型の圧縮機(1)と、この圧縮機(1)から吐出されたガス冷媒を冷却し凝縮する凝縮器(2、7)と、この凝縮器(2、7)から出た冷媒を中間圧まで減圧する第1減圧手段(3、6)と、この第1減圧手段(3、6)で減圧された中間圧冷媒の気液を分離する気液分離器(4)と、この気液分離器(4)で分離されたガス冷媒を前記圧縮機(1)の圧縮途中に戻すガスインジェクション配管(5)と、前記気液分離器(4)で分離された液冷媒を減圧する第2減圧手段(6、3)と、この第2減圧手段(6、3)で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(7、3)と、前記ガスインジェクション配管(5)に設けられ、前記圧縮機(1)の圧縮途中に戻すガス冷媒のインジェクション量を制御する制御弁(8)とを備えた冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(1)の吸入圧力もしくはこれに関連する物理量を検出する検出手段(11)、および吐出圧力もしくはこれに関連する物理量を検出する検出手段(10)と、この両検出手段(10、11)により検出された検出信号に基づいて圧縮比を算出し、この圧縮比に基づいて前記制御弁(8)を制御する制御手段(12)とを備え、前記圧縮比が所定値以下に低下したときは前記制御手段(12)により前記制御弁(8)を制御して前記インジェクション量を減少もしくは零にすることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 311 ,  F25B 1/04
FI (2件):
F25B 1/00 311 B ,  F25B 1/04 Y

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