特許
J-GLOBAL ID:200903063906397576
潤滑剤の品質を向上させる統合的方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518818
公開番号(公開出願番号):特表2002-502436
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】50以上の直留油を含むフィード原料油を、水素化分解して水素含量を調節し、フラッシュし、及び/又は蒸留してその品質を向上させる方法を開示する。残油油は減圧蒸留して粘度及び揮発性を調節する。精製したフィードは続いて、高圧下、中間孔寸法ゼオライト、例えばHZSM-5又は中間孔寸法分子篩によって脱ロウする。脱ロウした物質を、続いて、ハイドロフィニッシング工程へカスケード式に送り、そこで230°C〜330°C(450°F〜575°F)の範囲の温度にて、金属水素化作用を有する有効な芳香族化合物飽和触媒及び同時供給される水素に接触させ、適当なフラッシング及び蒸留の後、高粘度指数(VI)を有し、芳香族化合物含量が低く、揮発性が低く、酸素の存在下において光に対して優れた安定性を有する潤滑剤生成物を形成する。水素化分解、脱ロウ及びハイドロフィニッシングの工程は多段階とすることができる。
請求項(抜粋):
脱ロウ潤滑油生成物を製造する方法であって、 方法は少なくとも1つの水素化分解領域、少なくとも1つの水素化脱ロウ領域及び少なくとも1つのハイドロフィニッシング領域を含んでなり、 得られる生成物は、-4°C若しくはそれ以下の流動点、少なくとも13.7重量%の水素含量、少なくとも200°Cの引火点、20を越えないNOACK数、少なくとも25のセイボルト色、10重量%以下の全芳香族化合物、100°Cにて少なくとも3.0cSの粘度、115若しくはそれ以上の粘度指数(VI)及び優れた酸化安定性、紫外線安定性及び熱安定性を有しており、 (a)水素化分解の入口条件において、13.5重量%以下の水素含量を有し、340°C以上の沸点を有するフィード原料を、フィード原料の少なくとも30重量%がフィード原料の初留点以下の温度の沸点を有する炭化水素生成物へ転化されるように水素化分解する工程、 (b)100°Cにて少なくとも3cSの動粘度、少なくとも125のワックス質粘度指数(VI)、20若しくはそれ以下のNOACK数、少なくとも14重量%の水素含量、少なくとも10°Cの流動点及び30ppmを越えない窒素含量を有する工程(a)の未転化物質の部分を、少なくとも10000kPa(1450psi)の圧力にて同時供給される水素の存在下において、425°C(797°F)までの高温にて、拘束された形状選択性の中間孔寸法分子篩を含んでなる触媒であって、分子篩が、10個の酸素原子を含む環によって細孔が形成されており、その酸素原子はケイ素若しくはリン原子によって置換されていてよい少なくとも1つのチャンネルを有し、酸官能性を有している触媒に、均一に分布させて接触させることによって水素化脱ロウする工程、 (c)工程(b)の流出物を、約230°C(446°F)〜約343°C(650°F)の温度及び少なくとも10000kPa(1450psi)の圧力にて、同時供給される水素、及び金属水素化作用を有する有効な芳香族化合物飽和ハイドロフィニッシング触媒に接触させる芳香族化合物飽和条件にてハイドロフィニッシングして脱ロウ潤滑油生成物を得る工程、並びに (d)工程(c)の潤滑油生成物からフラッシング及び蒸留により副生物を分離する工程を含んでなる方法。
IPC (6件):
C10G 47/00
, C10G 45/46
, C10G 45/50
, C10G 45/60
, C10G 45/64
, C10G 65/12
FI (6件):
C10G 47/00
, C10G 45/46
, C10G 45/50
, C10G 45/60
, C10G 45/64
, C10G 65/12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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潤滑剤水素化分解方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願平7-502949
出願人:モービル・オイル・コーポレイション
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特公昭50-026561
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特開昭58-189294
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