特許
J-GLOBAL ID:200903063917441151

車両のホイールアライメント調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328018
公開番号(公開出願番号):特開平7-179179
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】直進走行性やレーンチェンジ性能を良好にする。【構成】車両のタイヤ各々について、スリップ角、キャンバ角及び荷重をパラメータとするコーナリングフォースのデータ、車両停止状態での停止時データ、及び車両がローリング及びバンプしたときのタイヤ各々の荷重変動データ及びアライメントに関する変動データである変動データを準備する。タイヤ各々を独立に所定量上方に変位させて荷重を変化させたことによって変動するコーナリングフォースをコーナリングフォースのデータ、停止時データ及び変動データを用いてタイヤ各々について予測する。変動コーナリングフォースを用いて車両が直進するときのコーナリングフォースが最小となるトウ角をタイヤ各々について求め、タイヤ各々を独立に所定量上方に変位させて荷重を変化させたときコーナリングフォースの変動量が左右のタイヤで実質上同一となるトウ角をコーナリングフォースが最小となるトウ角に基づいて求め、アライメントを調整する。
請求項(抜粋):
a.車両の前後車軸の左右に装着されたタイヤ各々について、スリップ角、キャンバ角及び荷重をパラメータとするコーナリングフォースのデータを準備する段階と、b.車両が停止している状態での前記タイヤ各々の荷重及びホイールアライメントに関する物理量のデータである停止時データを準備する段階と、c.車両がローリングしたとき及びバンプしたときの前記タイヤ各々の荷重変動データ及びホイールアライメントに関する物理量の変動データである変動データを準備する段階と、d.前記タイヤ各々を独立に所定量上方に変位させたことによって変動する変動コーナリングフォースを前記コーナリングフォースのデータ、前記停止時データ及び前記変動データに基づいて前記タイヤ各々について予測する段階と、e.前記変動コーナリングフォースに基づいて車両が直進するときのコーナリングフォースが最小となるトウ角を前記タイヤ各々について求める段階と、f.前記タイヤ各々を独立に所定量上方に変位させたときコーナリングフォースの変動量が左右のタイヤで実質上同一となるトウ角を前記コーナリングフォースが最小となるトウ角に基づいて求める段階と、g.求めたトウ角をタイヤに設定してホイールアライメントを調整する段階と、を含む車両のホイールアライメント調整方法。

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