特許
J-GLOBAL ID:200903063919037951

最適潮流計算方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231454
公開番号(公開出願番号):特開平9-074676
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】電力系統の最適潮流計算において、難収束な系統状態でも速やかに計算を収束することができる最適潮流計算装置を提供する。【構成】系統定数データベース101、発電機出力データベース102、付加データベース103、制約条件入力装置104、データ読み込み装置105、電圧変数拡張装置106、制約条件選択装置107、最適潮流計算実行装置108、及び入出力装置109からなり、電圧変数拡張装置106は、求めるべき電圧の大きさ並びに位相角を複素数表現へ変換し、最適潮流計算実行装置108は、該変換した複素変数を用いて最適潮流計算を実行し、その結果、虚数解に収束した場合には、当該虚数解に収束した複素変数の虚部がゼロとなるように制約を設定して、再計算を実行する。
請求項(抜粋):
対象となる電力系統における、ある時間断面での負荷量、発電量及び系統定数を含むデータと、前記電力系統における運用での制約条件とに基づいて、前記電力系統に含まれる母線での最適な電圧の大きさ及びその位相角を求める最適潮流計算方法において、最適潮流を求めるべき複数の母線についての変数である電圧の大きさ及び位相角のうち、少なくとも一部の母線についての電圧の大きさ及び位相角をそれぞれ複素変数に拡張し、前記複素変数を用いて最適潮流計算を実行すると共に、その結果、実数解が求まらず複素数に解が収束した場合には、当該複素数に解が収束した複素変数を特定し、前記特定した複素変数の虚数部が予め定めたゼロの範囲内に入るように、予め設定されている計算条件を変更して、最適潮流計算を再実行することを特徴とする最適潮流計算方法。
FI (2件):
H02J 3/00 G ,  H02J 3/00 J

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