特許
J-GLOBAL ID:200903063919513575

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-254759
公開番号(公開出願番号):特開平10-103029
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 バルブタイミングを制御するモータのロック等の故障時においてエンジンの運転性が確実に確保できるようにバルブタイミングを制御する。【解決手段】 カムシャフト1とタイミングプーリ3とを回転位相を調整可能に連結するリングギア6を円筒移動体8に対して回転可能にかつ中心軸線方向に移動不能に支持する。円筒移動体8を回転可能に支持し該円筒同体8の回転により同円筒移動体8を中心軸線方向に移動させる送り機構13を備えたシャフト11をハウジング9に対し軸受10にて回転可能かつ中心軸線方向に移動可能に支持する。同シャフト11を固定するクラッチ機構19を設ける。第1のモータ17にて回転される駆動回転体14にて円筒移動体8を回転可能に中心軸線方向に移動可能に支持し、同円筒移動体8をコイルばね16にて駆動回転体14に対してカムシャフト1側に付勢する。
請求項(抜粋):
カムシャフト(1)に対して回転可能に支持されたカム駆動部材(3)と、前記カムシャフト(1)に固定され外側にヘリカルスプラインが形成された内側回転筒(4)と、前記カム駆動部材(3)に固定され内側にヘリカルスプラインが形成された外側回転筒(5)と、前記内側回転筒(4)と外側回転筒(5)との間に配設され、両回転筒のヘリカルスプラインと歯合する内歯及び外歯を備えたリングギア(6)と、前記リングギア(6)を回転可能にかつ中心軸線方向に移動不能に支持する円筒移動体(8)と、外枠(9)に支持され、前記円筒移動体(8)を回転可能に支持し、該円筒移動体(8)の回転に基づいて該回転移動体(8)を中心軸線方向に移動させる送り機構(13)を備えたシャフト(11)と、前記円筒移動体(8)を回転可能にかつ中心軸線方向に移動可能に支持する駆動回転体(14)と、前記外枠(9)に固定され前記駆動回転体(14)を回転させる第1のモータ(17)とからなる内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、前記外枠(9)とシャフト(11)との間に設けられ該シャフト(11)を外枠(9)に対して回転可能にかつ中心軸線方向に移動可能に支持する軸受(10)と、前記シャフト(11)を回転不能にかつ軸線方向に移動不能に固定するクラッチ手段(19)と、円筒移動体(8)を駆動回転体(14)に対して離間する方向に付勢する第1の弾性体(16)とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 G

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