特許
J-GLOBAL ID:200903063921835180

移動機械の走行位置検出方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-323289
公開番号(公開出願番号):特開平5-157515
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】移動機械の位置検出を低コスト且つ高信頼性をもって高精度で行う。【構成】定点位置に地上コントローラ11A 〜11C と位置検出回路30とを選択する光切換回路13A 〜13C を配設し、この光切換回路に3心光ケーブル14を接続し、その他端を移動機械1A〜1Cの巻取装置10A 〜10C に巻装する。巻取装置10A〜10C の手前側には温度制御手段としてのヒータ20A 〜20C を配設し、このヒータによって光ケーブル14に他とは識別可能な温度特異領域を形成する。位置検出回路30は各光切換回路13A 〜13C に接続された光マルチプレクサ31、分波器32、半導体レーザ33、高速平均化処理装置37、距離演算装置38、位置算出処理装置39等を備え、光ケーブル14に入射されたレーザパルスのラマン後方散乱光の遅延時間から距離を算出すると共に、そのストークス光成分とアンチストークス光成分との強度比から温度を算出し、温度特異領域の距離を算出して移動機械の走行位置を求める。
請求項(抜粋):
走行路が規制された移動機械の定点からの走行位置を検出する移動機械の走行位置検出方法において、前記定点及び移動機械間に前記走行路に沿って光ケーブルを敷設し、該光ケーブルの一端を移動機械及び定点の何れか一方に配設された当該移動機械の移動に伴って巻取り及び巻戻しを行う巻取装置に接続し、該巻取装置の近傍で前記光ケーブルを局部的に加熱又は冷却して温度特異領域を形成し、前記光ケーブルの他端からレーザパルスを入射し、このレーザパルスの前記温度特異領域でのラマン散乱光を受信して、入射時点からラマン散乱光の受信時点までの時間を計測することにより、前記移動機械の定点からの走行位置を検出するようにしたことを特徴とする移動機械の走行位置検出方法。
IPC (2件):
G01B 11/00 ,  G05D 1/02

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