特許
J-GLOBAL ID:200903063927343727

空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039153
公開番号(公開出願番号):特開平6-257868
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 蓄冷運転に要する時間の短縮、並びに効率的な運転を行うことができる空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置を提供する。【構成】 2次冷媒方式の空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置において、蓄冷熱交換器11の出口に温度検知手段16と圧力検知手段17とを設け、検知された温度および圧力から過熱度演算手段16により2次冷媒の過熱度を算出し、蓄冷運転時の過熱度が設定値を上回る場合には冷媒ポンプ運転用周波数制御手段15により冷媒ポンプ6の運転周波数を上げるように判定制御手段にて制御して、蓄冷時間を短縮し、また、過熱度が設定値より小さい場合には圧縮機周波数制御手段6により圧縮機2の運転周波数を上げるように判定制御手段にて制御して、効率的な運転を可能とする。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、膨張装置、および蒸発器として1次冷媒と2次冷媒間の熱交換を行うことができる1次冷媒-2次冷媒間熱交換器を備え、これらを冷媒配管により接続して構成した1次側冷凍サイクルと、凝縮器としての前記1次冷媒-2次冷媒間熱交換器と、冷媒を貯溜するレシーバと、液冷媒の循環が可能でありかつ運転周波数が可変である冷媒ポンプと、外部より注水可能な蓄冷槽と、この蓄冷槽の中に配設した製氷用蓄冷熱交換器と、空調の端末となる熱交換器とを冷媒配管により連接して、蓄冷および放冷の両方が可能であるように構成された2次側冷凍サイクルとを備えた空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置において、前記蓄冷熱交換器出口における冷媒圧力を検知する圧力検知手段と、前記蓄冷熱交換器出口における冷媒温度を検知する温度検知手段と、前記圧力検知手段および前記温度検知手段により検知された圧力および温度から測定点での冷媒の過熱度を計算する過熱度演算手段と、前記冷媒ポンプの運転周波数を制御するポンプ周波数制御手段と、蓄冷運転時に前記蓄冷熱交換器出口側における過熱度があらかじめ設定された設定値よりも大きいときには、前記ポンプ周波数制御手段により冷媒ポンプの運転周波数を上げるように制御する判定制御手段とを設けた空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置。
IPC (5件):
F25B 1/00 399 ,  F25B 1/00 321 ,  F24F 5/00 102 ,  F25B 5/04 ,  F25C 1/00

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