特許
J-GLOBAL ID:200903063927634713

高強度低降伏比シームレス鋼管の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-270331
公開番号(公開出願番号):特開平9-111343
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は鋼成分や圧延・熱処理条件を制御することにより高強度で且つ低降伏比のシームレス鋼管、更には耐SSC性に優れ、或いは更に細粒組織をもった高靭性シームレス鋼管の製造法を提供する。【解決手段】 重量%として、C:0.02/0.2、Si:0.01/0.5 、Mn:0.15/2.5 、 P≦0.02、 S≦0.01、Al:0.005/0.1、N:≦0.01, 及びTi:0.005/0.1、Nb:0.005/0.1を含有し、更にCr,MO,Ni,V,B,REM,Ca,Co,Cu の1種または2種以上を必要に応じて含有してなる鋼片を、熱間穿孔連続圧延で中空素管とし、次いで仕上圧延して仕上鋼管を製造し、この鋼管をAr3 点以上の温度から急冷する焼入れ処理を施した後、Ac1 〜Ac3 点間の温度に加熱してから急冷し、次いでAc1 点以下の温度に加熱冷却する焼戻し処理を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%として、C :0.02%〜0.20%、Si:0.01%〜0.5%、Mn:0.15%〜2.5%、P :0.020%以下、S :0.010%以下、Al:0.005%〜0.1%、N :0.01%以下、Ti:0.005%〜0.1%、Nb:0.005%〜0.1%を含有し、残部が実質的にFeよりなる鋼片を、熱間穿孔連続圧延して中空素管を製造し、Ar1 点〜900°Cの温度に降下した該素管をこの素管温度より高いAr3 +50°C〜1000°Cの間に加熱し、仕上温度がAr3 点+50°C以上となる仕上圧延を施し、得られた仕上鋼管をAr3 点以上の温度から急冷する焼入れ処理を施した後、Ac1 点〜Ac3 点間の温度に加熱してから急冷し、次いでAc1 点以下の温度に加熱冷却する焼戻し処理を行うことを特徴とする高強度低降伏比シームレス鋼管の製造法。
IPC (5件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/10 B ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58

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