特許
J-GLOBAL ID:200903063930001438
構造物の振動抑制方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055829
公開番号(公開出願番号):特開平6-323039
出願日: 1989年10月04日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 動吸振器の重りに対する初期変位の付与、保持、および解除により、構造物の振動に対する立ち上がり特性を改善する。【構成】 構造物の固有周期に同調するよう吊り長さを調整したワイヤー12で、所定質量の重り11を吊り下げて振り子式動吸振器を構成する。動吸振器の重り12をさらにワイヤー13で水平方向に引張り、ワイヤー固定装置14でワイヤー13を固定する。ワイヤー固定装置14としては、モーターおよびプーリー43などでワイヤーの巻取り・巻戻し機構を設けた可変ストローク型の固定装置41を用い、巻取り・巻戻し機構により所定の初期変位を与え、制御時には固定を解除し、ワイヤー13を緩めることにより、重り11を大きな振幅で振動させ、動吸振器の立ち上がり特性を改善する。
請求項(抜粋):
主振動系である構造物に対し、所定質量の重りが主振動系の固有振動数と同調して振動するようにした吸振系としての動吸振器を設ける構造物の振動抑制方法において、ワイヤー巻取り・巻戻し機構を有するワイヤー固定装置を構造物側に設け、前記ワイヤー固定装置と前記動吸振器の重りとをワイヤーで連結し、ワイヤーの巻取り・巻戻しにより動吸振器の重りに対しあらかじめ所定の初期変位を与えておき、主振動系の振動に応じて前記ワイヤーに対するワイヤー固定装置の固定を解除して主振動系の振動を抑制することを特徴とする構造物の振動抑制方法。
IPC (2件):
E04H 9/02 341
, F16F 15/02
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