特許
J-GLOBAL ID:200903063935565208

ブロー成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317768
公開番号(公開出願番号):特開平11-138618
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【解決手段】 幾何拘束型のシングルサイト触媒を用いてスラリー重合法により得られるエチレン系重合体(A)が90〜30重量部と有機金属化合物を組み合わせたクロム化合物担持系触媒によって重合されたエチレン系重合体(B)が10〜70重量部からなることを特徴とするエチレン系重合体組成物からなるブロー成形体。【効果】 ブロー成形性に優れ、かつ高い剛性とESCRと耐衝撃性のバランスに優れたエチレン系重合体組成物からなるブロー成形体を提供する。
請求項(抜粋):
下記のエチレン系重合体(A)が90〜30重量部と有機金属化合物を組み合わせたクロム化合物担持系触媒によって重合されたエチレン系重合体(B)が10〜70重量部からなるエチレン系重合体組成物からなることを特徴とするブロー成形体。[エチレン系重合体(A)]下記のエチレン系重合体(a1)が30〜70重量部と、エチレン系重合体(a2)が70〜30重量部から構成されるエチレン系重合体組成物。エチレン系重合体(a1)(1)密度が0.950g/cm3 以上0.985g/cm3 以下であり、(2)GPC測定によって求められる重量平均分子量(Mw)が5,000以上100,000以下であり、(3)GPC測定によって求められるMw/Mn値が以下の一般式(式1)の関係を満たすことを特徴とするエチレン単独重合体またはエチレンと炭素原子数が3〜20のα-オレフィンとの共重合体。1.25×log(Mw)-2.5≦Mw/Mn≦3.0×log(Mw)-8.0 (式1)(ただし、(式1)においてMwは重量平均分子量を表し、Mnは数平均分子量を表す。)エチレン系重合体(a2)(1)密度が0.910g/cm3 以上0.950g/cm3 以下であり、(2)GPC測定によって求められる重量平均分子量(Mw)が110,000以上1,500,000以下であり、(3)GPC測定によって求められるMw/Mn値が上記一般式(式1)を満たし、かつ、エチレン系重合体(a2)のMw/Mn値がエチレン系重合体(a1)のMw/Mn値以上であり、(4)昇温溶出分別とゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーとのクロス分別によって求められる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、一般式(式2)で表現される溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分のゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー測定から求められる極大分子量(Mmax( Ti))の最小二乗法近似直線関係式において、定数Aが以下の関係式(式3)を満たすことを特徴とするエチレンと炭素原子数が3〜20のα-オレフィンとの共重合体。 log(Mmax(Ti))=A×Ti+C (式2)(ただし、(式2)においてA及びCは定数)-0.5≦A≦0 (式3)[エチレン系重合体(B)](1)密度が0.945g/cm3 以上0.975g/cm3 以下であり、(2)GPC測定によって求められる重量平均分子量(Mw)が50,000以上500,000以下であり、(3)Mw/Mn値が10以上25以下であり、(4)ダイ・スウエル値が50g/20cm以上90g/20cm以下であることを特徴とする有機金属化合物を組み合わせたクロム化合物担持系触媒によって重合されたエチレン系重合体。
IPC (10件):
B29C 49/00 ,  C08F 2/14 ,  C08F 4/22 ,  C08F110/02 ,  C08F210/16 ,  C08L 23/02 ,  C08J 5/00 CES ,  C08L 23:02 ,  B29K 23:00 ,  B29L 22:00
FI (7件):
B29C 49/00 ,  C08F 2/14 ,  C08F 4/22 ,  C08F110/02 ,  C08F210/16 ,  C08L 23/02 ,  C08J 5/00 CES
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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