特許
J-GLOBAL ID:200903063940306792

連鎖状炭酸カルシウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108239
公開番号(公開出願番号):特開平5-301713
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 より強い、ウイスカーに近い結合を持たせながら、比較的弱い剪断力でも簡単に分散することのできる連鎖状炭酸カルシウムを製造する。【構成】 (1)濃度13〜20%、温度30〜40°Cの水酸化カルシウム懸濁液に、SiO2/Al2O3のモル比で2/3になるように調整した水ガラスとアルミン酸ソーダとの混合物を、SiO2、Al2O3の合計で1〜5重量部/Ca(OH)2添加した上で、60〜150l/minKgCa(OH)2の速度で炭酸ガスを導入しながら、(2)炭酸化率5%以下の段階で、MgSO4又はZnSO4を5〜10重量部/Ca(OH)2及びH2SO4を3〜7重量部/Ca(OH)2添加し、(3)炭酸化率50〜60%の段階で、縮合リン酸塩を1〜5重量部/Ca(OH)2及び/又はキレート化合物を1〜5重量部/Ca(OH)2添加し、(4)炭酸化率80〜90%の段階で、脂肪酸、樹脂酸、共重合物の夫々の金属塩1種あるいは2種以上を合計で1〜8重量部/Ca(OH)2添加する。
請求項(抜粋):
(1)濃度13〜20%、温度30〜40°Cの水酸化カルシウム懸濁液に、SiO2/Al2O3のモル比で2/3になるように調整した水ガラスとアルミン酸ソーダとの混合物を、SiO2、Al2O3の合計で1〜5重量部/Ca(OH)2添加した上で、60〜150l/minKgCa(OH)2の速度で炭酸ガスを導入しながら、(2)炭酸化率5%以下の段階で、MgSO4又はZnSO4を5〜10重量部/Ca(OH)2及びH2SO4を3〜7重量部/Ca(OH)2添加し、(3)炭酸化率50〜60%の段階で、縮合リン酸塩を1〜5重量部/Ca(OH)2及び/又はキレート化合物を1〜5重量部/Ca(OH)2添加し、(4)炭酸化率80〜90%の段階で、脂肪酸、樹脂酸、共重合物の夫々の金属塩1種あるいは2種以上を合計で1〜8重量部/Ca(OH)2添加してなる、連鎖状炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (4件):
C01F 11/18 ,  C08K 3/26 KAF ,  C08K 7/00 KCJ ,  C09C 1/02 PAC

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