特許
J-GLOBAL ID:200903063947487628

コマンド即答性保証方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208493
公開番号(公開出願番号):特開平6-035854
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 特定のコマンド(緊急性の高いコマンド等)の即答性を保証しつつ、当該特定のコマンド以外のコマンドに対応するプロセスの実行を確保する。【構成】 タイムスライススケジューリング機構115は、一定時間だけ優先度を固定し一定時間の経過後には動的に優先度を変化させるスケジューリングを行う。コマンドインタプリタ105は、特定のユーザに対するユーザ優先度登録テーブル102内の固定優先度およびタイムスライスをユーザ優先度格納領域106に設定し、入力されたコマンドに対応するプロセスの生成をプロセス生成手段109に要求する。固定優先度設定手段110は、特定のユーザにより入力されたコマンドに対応するプロセスにユーザ優先度格納領域106内の固定優先度およびタイムスライスを設定し、タイムスライススケジューリング機構115に従うものとして当該プロセスを実行待ちプロセスキュー111に登録する。
請求項(抜粋):
各プロセスに関して動的に優先度を変化させるスケジューリングを行う動的優先度スケジューリング機構と、各プロセスに関して初めの一定時間には優先度を固定して変化させないスケジューリングを行い一定時間の経過後には動的に優先度を変化させるスケジューリングを行うタイムスライススケジューリング機構と、コマンドを入力するコマンド入力手段と、対応するプロセスの優先度を高く設定したい特定のユーザに対する固定優先度およびタイムスライスを有するユーザ優先度登録テーブルと、当該特定のユーザによるログイン時に当該特定のユーザに対する前記ユーザ優先度登録テーブル内の固定優先度およびタイムスライスを自己の内部のユーザ優先度格納領域に設定し、前記コマンド入力手段からのコマンドの入力時に当該コマンドを解釈しその解釈に基づいて当該コマンドに対応するプロセスの生成を要求するコマンドインタプリタと、このコマンドインタプリタからの要求に基づき当該コマンドに対応するプロセスを生成するプロセス生成手段と、当該特定のユーザにより入力されたコマンドに対応するものとして前記プロセス生成手段により生成されたプロセスに当該特定のユーザに対する前記ユーザ優先度格納領域内の固定優先度およびタイムスライスを設定し実行待ちプロセスキューに当該プロセスを前記タイムスライススケジューリング機構に従うプロセスとして登録する固定優先度設定手段と、前記動的優先度スケジューリング機構および前記タイムスライススケジューリング機構によるスケジューリングに基づき前記実行待ちプロセスキューから実行すべきプロセスを選択する実行プロセス選択手段と、この実行プロセス選択手段によって選択されたプロセスの実行を制御するプロセス実行手段とを有することを特徴とするコマンド即答性保証方式。
IPC (2件):
G06F 15/00 310 ,  G06F 9/46 340

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