特許
J-GLOBAL ID:200903063951885565

画質改善装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259814
公開番号(公開出願番号):特開平5-075900
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ビデオ機器に好適な画質改善装置であり、エッジ強調成分を、入力信号の傾斜部分に観賞者に違和感を与えることなく自然な形で付加できると共に、エッジ強調の度合いを調整でき、さらに、デジタル回路化が容易な装置を提供することを目的としている。【構成】 直交高域濾波器1-1 、同相高域濾波器1-2 、振幅合成器1-3 により得た信号Sd と、同相高域濾波器1-2 により得た信号Sc とを、波形形成器1-4 に供給し、信号Se を得る。この信号Se から信号Sc を減算器1-5 で減算してエッジ強調成分Sf を得る。エッジ強調成分Sf を加算器1-6 で入力信号Sa のエッジ部分に付加し、適格にエッジ強調された出力信号Sg を得る。
請求項(抜粋):
入力信号である第1の信号が供給されて、第2の信号を出力する直交高域濾波器と、前記第1の信号が供給され、第3の信号を出力する同相高域濾波器と、前記第2及び第3の信号が供給され、その2つの信号をベクトル合成することによって得られた振幅値を有する第4の信号を出力する振幅合成器と、前記第3及び第4の信号が供給され、前記第3の信号の波形エッジを急峻化した第5の信号を出力する波形形成器と、前記第5及び第3の信号が供給され、前記第5の信号から前記第3の信号を減算することにより得られた、波形エッジ強調成分である第6の信号を出力する減算器と、前記第1及び第6の信号が供給され、前記第1の信号に前記第6の信号を加えることによって、前記第1の信号の波形エッジが強調された出力信号を得る加算器とより構成し、前記波形形成器は、パラメータαを1以上の値として、前記第4の信号の(α-1)乗と前記第3の信号の絶対値との積を求め、さらに、この積の値を(1/α)乗した値に、前記第3の信号と同一の極性を与えて前記第5の信号を得るようにしたことを特徴とする画質改善装置。
IPC (3件):
H04N 5/21 ,  H04N 1/40 101 ,  H04N 5/208

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