特許
J-GLOBAL ID:200903063954774470

廃棄農業用プラスチックフィルムの回収・造粒方法及び装置。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105764
公開番号(公開出願番号):特開平10-298343
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】廃農フィルムの付着物を分離かつ除去し、樹脂材料として回収し再利用を図り得るようにする。【解決手段】廃農フィルムを複数の破砕片に破砕し、前記破砕された個々の破砕片に対して、衝撃摩砕力を付加すると共に遠心力を作用させることにより、例えば油類の付着物では衝撃摩砕力、主として衝撃力により破砕片が叩かれて油が分離し、かつ破砕片とその表面の油とに遠心作用がかかると、破砕片の遠心力は衝撃摩砕力のために抑えられるが油の遠心力は抑えられないため、この遠心力の差により油は破砕片から容易に分離し、破砕片を洗浄する。この過程で、前記衝撃力により破砕片を造粒し、廃農フィルムの樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする。また、油以外の他の付着物を破砕片から分離、除去することは、油より容易である。
請求項(抜粋):
廃棄農業用プラスチックフィルムから付着物を分離し、樹脂材料を回収する方法であって、処理対象を、廃棄農業用プラスチックフィルムとし、この廃棄農業用プラスチックフィルムを複数の破砕片に数次に亘り破砕する工程と、前記破砕片を攪拌すると共に温風雰囲気で加熱・乾燥し、前記攪拌による衝撃力により、処理対象中から付着物を分離し、この分離された付着物を随時に除去し、前記攪拌により、前記乾燥された処理対象中の沈降速度の遅い破砕片を浮遊させ、該浮遊した破砕片を吸引して回収すると共に、浮遊しない付着物を除去する工程と、前記回収した破砕片をさらに複数の粗砕片に粗砕する工程と、前記粗砕された粗砕片に対して、衝撃摩砕力を付加して樹脂材料から付着物を分離し、樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程と、且つ分離された付着物を随時に除去する工程と前記回収樹脂材料を成膜する工程とを少なくとも含む廃棄農業用プラスチックフィルムの回収・造粒方法。
IPC (7件):
C08J 11/04 ZAB ,  B09B 5/00 ZAB ,  B29B 9/00 ,  B29B 13/10 ,  B29B 15/06 ,  B29B 17/00 ZAB ,  B29K105:26
FI (6件):
C08J 11/04 ZAB ,  B29B 9/00 ,  B29B 13/10 ,  B29B 15/06 ,  B29B 17/00 ZAB ,  B09B 5/00 ZAB Q
引用特許:
審査官引用 (5件)
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