特許
J-GLOBAL ID:200903063958461957

容器内圧力の逃がし機構を備えた充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142289
公開番号(公開出願番号):特開平9-301493
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】ペットボトルに充填した後の液はねを防止する。【解決手段】容器Bの口部Baに圧接させてシールするびん口パッキン42を、ケース40内に収容する。ケース40とびん口パッキン42との間にスプリング46を介装してそれぞれを上下に付勢する。ケース40をエアシリンダ48に連結して下方の容器Bに対し昇降可能にする。充填時には、エアシリンダ48の上部室に所定の圧力のエアを導入し、下部室には、大気圧よりも僅かに高い圧力のエアを導入することにより、ケース40を下降させ、びん口パッキン42を容器口Baに圧接させる。充填終了時には、上部室を大気に開放し、下部室の圧力は保持させることにより、ケース40を僅かに上昇させて、びん口パッキン42を容器口Baに圧接させる力を除去する。スプリング46によってびん口パッキン42の一部がケース40から押出されて、容器口Baとびん口パッキン42との間のシールが部分的に解除され、容器内が減圧される。
請求項(抜粋):
シール部材によって容器口をシールした状態で充填を行なう充填装置において、前記シール部材を保持するケースと、このケースとシール部材との間に介装され、シール部材を部分的にケースから離隔させる押圧手段と、前記ケースと下方の容器とを相対的に昇降させる昇降手段とを設け、充填中は、前記昇降手段によってケースと容器とを相対的に昇降させることにより、ケースに保持されたシール部材をびん口に圧接させてシールし、充填が終了した際には、ケースと容器とを相対的に移動させてシール部材を容器口に圧接させる力を除去することにより、ケースとシール部材との間を部分的に離隔させ、シール部材と容器口とのシールを部分的に解除することを特徴とする容器内圧力の逃がし機構を備えた充填装置。

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