特許
J-GLOBAL ID:200903063960536808

新規なN-ベンゾイルアミノ酸誘導体、これらの化合物を含有する医薬組成物およびこれらの化合物を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147188
公開番号(公開出願番号):特開平6-239822
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、一般式(I)【化1】の新規なN-ベンゾイルアミノ酸誘導体、ならびに、これらの化合物の互変異性体、ラセミ体および光学的に活性な個々の(純粋な)異性体またはその混合物、これらの化合物の塩、およびこれらの化合物を含有する医薬組成物およびその製造方法に関するものである。上記式において、R1およびR2は、同一または異なりヒドロキシル基またはC1〜C6アルコキシ基を示し、R3は、ヒドロキシル基、C1〜C10アルコキシ基など、または-NR4R5基〔式中、R4およびR5は、同一または異なりて水素、ヒドロキシル基、C1〜C12アルキル基など、または、R4およびR5は、隣接する窒素と一緒になって5員または6員の複素環式基を形成する〕を示し、nは、2〜15の整数を意味する。【効果】 一般式(I)の化合物は、脂質の過酸化を阻止するそしてそれ故に、病理学的酸化プロセスに直接的にまたは間接的に関連した病気の治療、予防ならびに細胞の老化に対して有用であることが期待される。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】のN-ベンゾイルアミノ酸誘導体、これらの化合物の互変異性体、ラセミ体および光学的に活性な個々の異性体またはその混合物、並びにこれらの化合物の塩上記式において、R1およびR2は、同一または異なりそして、任意にアセチル基を有していてもよいヒドロキシル基;または任意にフェニル基により置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基を示し、R3は、ヒドロキシル基;C1〜C10アルコキシ基;または任意に窒素含有置換分を有していてもよいフエノキシ基により任意に置換されていてもよいC1〜C4アルコキシ基;または-NR4R5基〔式中、R4およびR5は、同一または異なりて水素、ヒドロキシル基、C1〜C12アルキル基、任意にヒドロキシル基またはアミノ基により置換されていてもよいC1〜C4アルキル基を意味するか、または、R4およびR5は、隣接する窒素と一緒になって、任意に追加的な窒素原子を含有していてもよい任意に置換されていてもよい5員または6員の複素環式基を形成し、この複素環式基は、オキソ基または任意にフエニル置換されていてもよいC1〜C4アルキル基またはC3〜C5アルケニル基により任意に置換されていてもよくそしてピペラジンである場合は、この複素環式基は、また、ジアミノピリミジニルまたはジ(ピロリジノ)ピリミジニル基により置換されていてもよい〕を示し、nは、2〜15の整数を意味し、そして但し、R3がヒドロキシル基を意味しそしてnが5であり、ならびにR1およびR2の1個が4-ヒドロキシル基を意味する場合は、R1およびR2の他の1個は3-ヒドロキシルまたは3-メトキシ基とは異なっており、そしてnが2または3である場合は、R1およびR2は、同時に2-および3-メトキシ基を示すことはできない。
IPC (7件):
C07C235/52 ,  A61K 31/165 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/215 ADN ,  A61K 31/505 ,  C07C231/02 ,  C07D239/50
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-109754
  • 特開昭57-140754
  • 特開昭61-024550
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