特許
J-GLOBAL ID:200903063961154267
磁気ディスク装置及び同装置に適用するヘッド位置決め制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-367209
公開番号(公開出願番号):特開2000-195202
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】複数のトラック間で相関のある同期成分を検出するための学習処理の時間を短縮化し、当該同期成分を効率よく抽出して抑制できるシステムを提供することにある。【解決手段】フィードバック制御系と共に学習型フィードフォワード制御系30を併用したヘッド位置決め制御システムにおいて、学習型フィードフォワード制御系30として、ディスクの回転に同期する周波数とは異なる所定の周波数の振動を生成し、ヘッドをディスク上の複数のトラック間で振動させるためのサーボ系加振部20と、位置誤差の観測結果に基づいて同期成分(偏心成分)を検出するための同期成分検出部11と、複数のトラック間で相関のある同期成分を位置誤差から除去するための制御値Ufを算出するためのFWコントローラ12とを有する。
請求項(抜粋):
データのリード/ライトを行うためのヘッドと、前記データを記録するための領域及び前記ヘッドの位置決め制御に使用するためのサーボデータを記録した領域を有するディスクと、当該ディスクを回転させるディスク回転手段とを備えた磁気ディスク装置であって、前記ヘッドにより読出された前記サーボデータを使用して前記ヘッドの位置と指定された目標位置との位置誤差を検出するための位置誤差検出手段と、前記位置誤差に基づいて前記ヘッドを前記目標位置に位置決めするための第1の制御値を算出する第1の制御手段と、前記ディスクの回転に同期する周波数とは異なる所定の周波数の振動を生成し、前記目標位置に追従している前記ヘッドをディスク上の複数のトラック間で振動させるためのサーボ系加振手段と、前記サーボ系加振手段による前記ヘッドの振動状態において、前記位置誤差検出手段により検出される位置誤差の観測結果に基づいて前記ディスクの回転に同期する同期成分を検出するための同期成分検出手段と、前記同期成分に基づいて、複数のトラック間で相関のある前記同期成分を前記位置誤差から除去するための第2の制御値を算出するための第2の制御手段と、前記第1の制御値と前記第2の制御値とを加算した制御値を使用して、前記ヘッドを前記目標位置に位置決め制御するための手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
Fターム (7件):
5D096AA02
, 5D096BB01
, 5D096DD01
, 5D096EE03
, 5D096GG05
, 5D096HH18
, 5D096KK01
前のページに戻る