特許
J-GLOBAL ID:200903063961345984
自動車用パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163216
公開番号(公開出願番号):特開平8-002431
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 設計上の自由度が高く、伝達遅れ及び伝達誤差の小さい自動車用パワーステアリング装置を提供する。【構成】ハンドル1を一方向に回転すると、ハンドル1側のドラム7と舵取位置側のドラム7に巻き付けられた2本のコントロールケーブル4のインナケーブル6の一方がハンドル1側のドラム7に巻き取られて張力が生じ、舵取位置側のドラム7からインナケーブル6が繰り出されてそのドラム7と回転中心軸8が一方向へ回転する。そのとき、他方のコントロールケーブル4のインナケーブル6はハンドル1側のドラム7から繰り出されて舵取位置側のドラム7に巻き取られる。舵取位置側のドラム7の回転中心軸8が一方向へ回転すると、これに連結されたローター10が同方向へ回転し、ロータリーバルブ9のポート24、25の一方からパワーシリンダ14のポート26、27の一方に圧油が供給されてピストンロッド17が上記と同方向へ作動し、舵取リンク機構を介して車輪aが一方を向く。
請求項(抜粋):
両端を舵取リンク機構を介して前輪に連結されたピストンロッドを備えたパワーシリンダと、該パワーシリンダに供給され、同時に、該パワーシリンダから排出される圧油を方向制御するロータリー式のコントロールバルブと、該コントロールバルブのローターに連結されたバルブ側ドラムと、ハンドルに連結されたハンドル側ドラムと、可撓性を有するアウタチューブ内に摺動自由に挿通されたインナケーブルが前記ハンドル側ドラムの交互方向の回転において交互に引張力が作用するように前記両ドラムに巻き付けられた2本のコントロールケーブルと、を含む自動車用パワーステアリング装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭59-145662
-
特開昭60-189671
前のページに戻る