特許
J-GLOBAL ID:200903063972527723

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014088
公開番号(公開出願番号):特開平6-230507
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 高感度で残色が少なく、カブリの少ないハロゲン化銀写真感光材料を提供する。【構成】 ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層に、ロダシアニン色素、カルボシアニン色素、イソホロン核を有するメロシアニン色素および3核シアニン色素等から選ばれる少なくとも一種の色素を含有し、かつ大環状化合物を少なくとも一種を含有するハロゲン化銀写真感光材料。
請求項(抜粋):
少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層に、下記一般式[1]〜[5]で表される化合物から選ばれる少なくとも一種の化合物を含有し、かつ、下記一般式[6]で表される大環状化合物を少なくとも一種含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】〔式中、Xは-S-又は-Se-でありR1、R2、R3、R4及びR5の少なくとも二つは水溶性基を有する有機基を表す。ただしR3とR4が共にこれを表すことはない。水溶性基を有する前記有機基を表さないR1、R2、R3、R4及びR5は、水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アリール基又は置換アリール基を表す。Zは縮合環を表し、R6又はR7は同じか又は異なり、それぞれ水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニル基、置換アルキニル基、アルコキシ基、置換アルコキシ基、アルキルチオ基、置換アルキルチオ基、アリールチオ基、置換アリールチオ基、アリール基、置換アリール基、アシル基、置換アシル基、アシロキシ基、置換アシロキシ基、アルコキシカルボニル基、置換アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、置換アルキルスルホニル基、カルバモイル基、置換カルバモイル基、スルファモイル基、置換スルファモイル基、カルボキシル基、シアノ基を表し、又はR6と共にR7は一緒になって炭素環式環系を完結するのに必要な原子を表し、前記環系はR6、R7について示した前記置換基から選択された同じか又は異なる一つ以上の置換基を担持できる。〕【化2】〔式中、Yは、-S-または-S2-でありR11、R12、R13、R14、R15及びR16の少なくとも二つは水溶性基を有する有機基を表し(ただしR14、R15は共にこれを表すことはない。)、水溶性基を有する前記有機基を表さないR11〜R16は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アリール基、または置換アリール基を表し、R17及びR18は同じか又は異なり、一般式[1]のR6及びR7について定義したものと同じである。〕【化3】〔式中、Y1及びY2は、各々ベンゾチアゾール環、ベンゾセレナゾール環、ナフトチアゾール環、ナフトセレナゾール環、またはキノリン環を形成するのに必要な非金属原子団を表し、これらの複素環は低級アルキル基、アルコキシ基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていても良い。R21、R22は、それぞれ低級アルキル基、スルホ基を有するアルキル基またはカルボキシル基を有するアルキル基を表す。R23は、メチル基、エチル基、プロピル基を表す。X1-はアニオンを表す。n1、n2は、1または2を表す。m1は、1または0を表し、分子内塩の時はm1は0を表す。〕【化4】〔式中、R31、R32は各々アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルキル基を表し、R31及びR32のうち少なくとも一つはスルホ基を含むアルキル基又はカルボキシル基を含むアルキル基を表す。R33及びR34は各々アルキル基を表す。Z1は5員又は6員の含窒素複素環核を完成するに必要な非金属原子群を表す。〕【化5】〔式中、Y1は、-S-または-Se-でありL1、L2、L3、L4、L5は各々置換されてもよいメチン基を表す。Aは-N(R3)-、-O-、-S-を表し、Aが-O-のとき、Bは-N(R4)-を表す。Aが-N(R3)-のとき、Bは-N(R4)-、-S-あるいは-O-を表す。R1,R2,R3,R4は各々置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいアリール基を表し、R5は炭素原子数1〜4のアルキル基を表す。ただしR1,R2,R3,R4のうち少なくとも二つは、酸あるいは酸塩で置換されている。nは0,1あるいは2を表し、X1はカウンターイオンを表す。〕【化6】〔式中、X2はイオウ原子、酸素原子を表すが、イオウ原子が2個より多くなることはない。Z1、Z2は炭素環、複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表してもよく、これらの環は置換基を有していてもよい。n1は1〜7の整数を表す。〕
IPC (3件):
G03C 1/28 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/12
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開平4-025833
  • 特開平3-171135
  • 特開平1-124843
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