特許
J-GLOBAL ID:200903063979637990

磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245529
公開番号(公開出願番号):特開平7-098948
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】磁気ヘッドの位置決め誤差を示す位置誤差信号に含まれている同期的・非同期的軸振れ成分に追従してヘッドを正しく位置決めできる磁気ディスク装置を提供とする。【構成】磁気ディスク1から磁気ヘッド3,4により読み取られるサーボ情報より生成される位置誤差信号(A-B)に含まれる回転駆動機構2の同期的・非同期的軸振れ成分である周期的成分をFFT18により推定し、この推定した周期的成分を適応フィルタ16に入力して、位置誤差信号(A-B)から求めたフィルタ係数でフィルタ処理することにより第2の制御信号S2を生成する。この第2の制御信号S2を主制御ループの第1の制御信号S1にフィードフォワード加算してヘッド位置決め制御信号S3を生成し、このヘッド位置決め制御信号S3を用いて磁気ヘッド3,4を磁気ディスク1の径方向に移動制御する。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドを位置決めするための位置情報が予め記録された磁気ディスクを回転駆動する回転駆動機構と、前記磁気ヘッドを位置決め制御信号に基づいて前記磁気ディスクの径方向に移動させる移動機構とを有する磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッドにより前記磁気ディスクから読み取られた前記位置情報に基づいて、前記磁気ディスクに対する前記磁気ヘッドの位置決め誤差を示す位置誤差信号を生成する位置誤差信号生成手段と、前記位置誤差信号をフィルタ処理して第1の制御信号を得る第1の制御信号生成手段と、前記位置誤差信号に含まれる周期的成分を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された周期的成分をフィルタ処理して第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、前記位置誤差信号に基づいて前記第2の制御信号生成手段のフィルタ特性を変化させる手段と、第1の制御信号と第2の制御信号を加算して前記位置決め制御信号を生成する手段とを具備することを特徴とする磁気ディスク装置。

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