特許
J-GLOBAL ID:200903063985855312

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224245
公開番号(公開出願番号):特開平6-074080
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 冷間始動直後に高負荷運転がなされた場合にも内燃機関に過度のストレスを与えることを防止することのできる蓄圧式燃料噴射装置を提供する。【構成】 内燃機関201には複数の噴射弁202から燃料が噴射される。燃料はタンク208から低圧ポンプ209によって汲み上げられ高圧ポンプ207で昇圧され、燃料噴射弁のとりつけられているコモンレール203に供給される。ECU215には、圧力センサ211、回転数センサ212、アクセル開度センサ213および冷却水温度センサ214が接続されている。冷却水温度に基づいて燃料量、燃料圧力および開弁時期の補正増量が定められるが、燃料圧力および開弁時期の増量に対しては高出力であるほど小となる増量補正抑制係数が乗算されて、冷間始動後高負荷運転された場合にも燃料圧力が過度に高くなり内燃機関にストレスが加わることを防止することができる。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって圧送される燃料を貯蔵するコモンレールに取り付けられた燃料噴射弁から燃料を噴射することによって内燃機関の各気筒に燃料を供給する蓄圧式燃料噴射装置において、内燃機関の運転状態を示す運転状態量を検出する運転状態量検出手段と、該運転状態量検出手段によって検出された運転状態量に基づいて目標燃料量、目標燃料圧力および燃料噴射弁の目標開弁時期を演算する目標値演算手段と、前記運転状態量検出手段によって検出された運転状態量に基づいて前記目標値演算手段で演算された目標燃料量を増量補正して燃料供給量を演算する燃料供給量演算手段と、前記運転状態量検出手段によって検出された運転状態量に基づいてコモンレール内燃料の圧力増量補正量を演算する燃料圧力補正量演算手段と、前記運転状態量検出手段によって検出された運転状態量に基づいて燃料噴射弁の開弁時期の進角補正量を演算する進角補正量演算手段と、前記燃料供給量演算手段によって演算された燃料供給量と前記運転状態検出手段によって検出された運転状態量との関数として増量補正抑制係数を演算する増量補正抑制係数演算手段と、前記燃料圧力補正量演算手段で演算された圧力増量補正量に増量補正抑制係数演算手段で演算された増量補正抑制係数を乗じて最終圧力増量補正量を演算する最終圧力増量補正量演算手段と、前記進角補正量演算手段で演算された進角補正量に増量補正抑制係数演算手段で演算された増量補正抑制係数を乗じて最終進角補正量を演算する最終進角補正量演算手段と、前記燃料供給量演算手段で演算された燃料供給量に基づいて燃料噴射弁の開弁期間を制御する開弁期間制御手段と、前記目標値演算手段で演算された目標燃料圧力と前記最終圧力増量補正量演算手段で演算された最終圧力増量補正量とに基づいてコモンレール内の燃料圧力を制御する燃料圧力制御手段と、前記目標値演算手段で演算された目標開弁時期と前記最終進角補正量演算手段で演算された最終進角補正量とに基づいて燃料噴射弁の開弁時期を制御する開弁時期制御手段とを備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/06 385 ,  F02D 41/40 ,  F02M 47/00

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