特許
J-GLOBAL ID:200903063986736210

減震機能を有する基礎工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-290818
公開番号(公開出願番号):特開平11-124862
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 地震時の水平力エネルギーを効果的に吸収して減衰させることができ、施工コストも安い減震機能を有する基礎工法を提供する。【解決手段】 低・中高層の建物の建設にあたり、掘削地盤1面に鉄筋コンクリートのベースマット5を打設し、その上面に弾性成形体6と鋼管軸体7を収納した金属函8を配置し、更にベースマット5上面に摩擦調整材9をコーティングした後、所定の金属シート10を敷きつめ、その上に基礎12と地中梁13とを打設する。ベースマット5と基礎12の間にはダンパーの作用をする弾性成形体6が設けられ、摩擦調整材9と金属シート10の滑り作用で基礎12は地震の水平エネルギーに対して減震機能を有する。
請求項(抜粋):
掘削地盤面に鉄筋コンクリートのベースマットを打設し、ダンパー作用する弾性成形体とその中心部に鋼管軸体を嵌合せしめた金属函を、前記ベースマット上に、鋼管軸体をベースマットに固定した状態で設置し、前記ベースマット上の金属函を除く上面に、摩擦調整材をコーティングした後、その上に金属シートを敷きつめ、この金属シート上から金属函上に建物構造体の基礎、地中梁を打設することを特徴とする減震機能を有する基礎工法。

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