特許
J-GLOBAL ID:200903063999735239

無線パケット転送方法および該方法を用いた無線基地局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-244158
公開番号(公開出願番号):特開2000-078147
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 冗長な転送経路を経ることなくパケットの転送を行うことができ、スループットの低下を防止する無線パケット転送方法および該方法を用いた無線基地局を提供すること。【解決手段】 各無線基地局では、パケットモニタ部1により、ツリー状の転送経路上を自局に近づく方向に転送されるパケットをモニタして、当該パケットの送信元アドレスが示す無線端末と送信局アドレスが示す無線基地局とを対応づけてテーブル2に登録する。パケット転送部3により、自局に帰属中の無線端末または自局からみて前記ルート局と反対方向に位置する前記ツリー状の転送経路上の無線基地局からパケットを受信した場合、前記テーブル2を参照して宛先無線端末に対応づけられた無線基地局を次の転送先として選択する。
請求項(抜粋):
特定の無線基地局をルート局としてツリー状の転送経路を構成する複数の無線基地局と各無線基地局に帰属する無線端末とを含む無線パケット通信網における無線パケット転送方法であって、前記各無線基地局において、前記ツリー状の転送経路上を自局に近づく方向に転送されるパケットをモニタして、当該パケットの送信元アドレスが示す無線端末と送信局アドレスが示す無線基地局とを対応づけてテーブルに登録し、自局に帰属中の無線端末または自局からみて前記ルート局と反対方向に位置する前記ツリー状の転送経路上の無線基地局からパケットを受信した場合、当該パケットの宛先アドレスで示される宛先無線端末が前記テーブルに登録されていることを条件として前記宛先無線端末に対応づけられた無線基地局を転送先として選択し、前記ツリー状の転送経路をショートカットして前記転送先として選択された無線基地局にパケットを送信し、他無線基地局から前記ツリー状の転送経路をショートカットして送信されたパケットを受信した場合、自局からみて前記ルート局と同じ方向に位置する前記ツリー状の転送経路上の無線基地局を転送先として選択しないことを特徴とする無線パケット転送方法。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 12/56
FI (4件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/26 M ,  H04B 7/26 109 M ,  H04L 11/20 102 D

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