特許
J-GLOBAL ID:200903064005028926
データ管理システム、データ処理方法およびデータ処理プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
仲野 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-269928
公開番号(公開出願番号):特開2007-080145
出願日: 2005年09月16日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 クライアントサーバ方式を用いてデータの共有化を図る際に、サーバ側におけるデータの復号化を不可能にすること。 【解決手段】 クライアント1は、文書作成プログラムを起動し、ファイルサーバ2に登録する文書(D)を作成する。文書(D)には、識別用の文書IDが付与される。次に、クライアント1は、文書(D)を暗号・復号化するための共通鍵として機能する鍵(K)を、暗号鍵生成プログラムを実行することによって自動生成する。そして、クライアント1は、文書(D)を鍵(K)で暗号化し、暗号文書(De)に変換する。続いて、クライアント1は、鍵(K)を、クライアント1に予め設定されている、システムでユニークな共通鍵(Ku)で暗号化し、暗号鍵(Ke)に変換する。クライアント1は、暗号文書(De)および暗号鍵(Ke)をLAN4を介してファイルサーバ2へ送信する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
利用者に対応した一対の公開鍵と秘密鍵のうち、前記公開鍵を取得する鍵取得手段を有するサーバに登録されるデータを、複数のクライアント間で共有可能に管理するクライアントサーバ方式を用いたデータ管理システムであって、
所定のデータに紐付けされた暗号用共通鍵を生成する暗号用共通鍵生成手段と、
前記暗号用共通鍵生成手段で生成された前記暗号用共通鍵を用いて、前記所定のデータを暗号化し、暗号データに変換する第1の変換手段と、
前記クライアント間において共通なシステム共通鍵を用いて、前記暗号用共通鍵生成手段で生成された前記暗号用共通鍵を暗号化し、暗号鍵に変換する第2の変換手段と、
前記第1の変換手段で変換された前記暗号データと、前記第2の変換手段で変換された前記暗号鍵を前記サーバへ送信するデータ送信手段と、
前記サーバに登録されているデータの読み出し要求を行うデータ要求手段と、
前記暗号鍵を前記公開鍵を用いてさらに暗号化した二重暗号鍵と、前記暗号データと、を前記サーバから取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段で前記サーバから取得した前記二重暗号鍵を、前記秘密鍵を用いて復号化し、前記暗号鍵に変換する第3の変換手段と、
前記第3の変換手段で変換された前記暗号鍵を、前記システム共通鍵を用いて復号化し、前記暗号用共通鍵に変換する第4の変換手段と、
前記データ取得手段で前記サーバから取得した前記暗号データを、前記第4の変換手段で変換された前記暗号用共通鍵を用いて復号化し、前記所定のデータに変換する第5の変換手段と、
を備えたことを特徴とするデータ管理システム。
IPC (2件):
FI (4件):
G06F12/14 540P
, G06F12/14 540B
, H04L9/00 601A
, H04L9/00 601E
Fターム (8件):
5B017AA03
, 5B017BA07
, 5B017CA16
, 5J104EA01
, 5J104EA17
, 5J104MA05
, 5J104PA07
, 5J104PA14
引用特許:
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