特許
J-GLOBAL ID:200903064007064970

作業車両のローリング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-186394
公開番号(公開出願番号):特開2004-024135
出願日: 2002年06月26日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】トラクタ等のローリング制御装置には、本機に傾斜センサを設け、この検出値を移動平均することで基準傾斜値とし、この基準傾斜値に応じて作業機を設定角度に維持するものが知られている。しかしながら、前記傾斜センサのサンプリング値は、車両の振動や操舵等で、実際とは大きく異なる値が継続して検出される場合が有った。【解決手段】トラクタには、作業機ローリング用油圧シリンダ及び同シリンダの長さを検出するストロークセンサと、傾斜センサを設ける。また前記傾斜センサによる検出値を所定時間t1に亘ってサンプリングし、移動平均値(基準傾斜量)を演算するコントローラを設ける。またトラクタには、角速度センサまたは操舵角センサを設け、これらセンサにより所定値を超える振動や操舵操作を検出している期間には、前記傾斜センサ値のサンプリングを中断する構成とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
作業機(1)の左右傾斜量を変更するローリング用アクチュエータ(2)と、 車両(T)に対する前記作業機(1)の左右傾斜量を検出する作業機傾斜センサ(3)と、 前記車両(T)に設けられ水平基準に対し車両(T)の傾斜量を検出する本機傾斜センサ(4)と、 前記本機傾斜センサ(4)による検出値を所定時間毎にサンプリングし、このサンプリングした所定個数の検出値を移動平均することで車両(T)の基準傾斜量を演算する制御手段(10)を備えると共に、 前記車両(T)の基準傾斜量に基づいて前記作業機(1)の傾斜量を所定の傾きに維持するローリング制御装置を備えた作業車両において、 前記車両(T)には、同車両(T)の角速度を検出する角速度センサ(5)を設け、前記ローリング制御装置の作動中に所定値を超える角速度を検出したときには、前記制御手段(10)による本機傾斜センサ(4)の検出値のサンプリングを中断することを特徴とする作業車両のローリング制御装置。
IPC (1件):
A01B63/10
FI (1件):
A01B63/10 A
Fターム (30件):
2B304KA08 ,  2B304KA13 ,  2B304KA17 ,  2B304LA02 ,  2B304LA06 ,  2B304LB05 ,  2B304LB15 ,  2B304LC02 ,  2B304LC05 ,  2B304MA08 ,  2B304MA18 ,  2B304MB02 ,  2B304MC13 ,  2B304MD01 ,  2B304PD16 ,  2B304PD18 ,  2B304PD19 ,  2B304PD31 ,  2B304QA04 ,  2B304QA26 ,  2B304QB02 ,  2B304QB03 ,  2B304QB16 ,  2B304QC02 ,  2B304QC07 ,  2B304QC12 ,  2B304QC14 ,  2B304RA01 ,  2B304RA12 ,  2B304RA13

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