特許
J-GLOBAL ID:200903064012573050

鋼線の製造方法及び製造設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289854
公開番号(公開出願番号):特開平10-128402
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】熱間で圧延されたままの線材を短時間で球状化させるとともに形状や寸法の調整ができる鋼線の製造方法とその製造設備を提供する。【解決手段】熱間圧延された線材を、ストランド状態で軸方向に搬送しつつ、線材と接触する給電電極と仕上げ圧延ロール間の前記線材部分を直接通電して100 °C/秒以上の加熱速度で温度T1 に昇温させながら、中間圧延ロール群と仕上げ圧延ロールによる総減面率が10%以上となるように圧延し、圧延終了後直ちに温度T2までC1°C/秒の冷却速度で冷却してから温度T3 の炉中に装入して3 〜30分保持する。但しAe1点+40°C≦T1≦Ae1点+160°C、Ae1点-60°C≦T2 ≦Ae1点+20°C、Ae1点-100°C≦T3≦Ae1点-10°C、(T1-Ae1点)/30≦C1≦(T1-Ae1点)/1.5。
請求項(抜粋):
給電電極並びに、n台の中間圧延ロール群、及び電極を構成する仕上げ圧延ロールを有する圧延装置を含んだ設備を用いて鋼線を製造する方法であって、重量%で、C:0.7〜1.5%、Mn+Cr:0.8〜3.0%を含有する鋼から熱間圧延された線材を、ストランド状態で軸方向に搬送しつつ、線材と接触する給電電極と仕上げ圧延ロール間の前記線材部分を直接通電によって100°C/秒以上の加熱速度で温度T1 に昇温させながら、そのまま又は中間圧延ロール群で減面率が0%を超える圧延を行うとともに、仕上げ圧延ロールで減面率が0%を超え、且つ、前記中間圧延ロール群とこの仕上げ圧延ロールによる総減面率が10%以上となるように圧延し、仕上げ圧延ロールによる圧延を終了した後直ちに温度T2までC1°C/秒の冷却速度で冷却し、次いで、温度T3 の炉中に装入して3〜30分保持することを特徴とする鋼線の製造方法。但し、Ae1点+40°C≦T1≦Ae1点+160°C、Ae1点-60°C≦T2≦Ae1点+20°C、Ae1点-100°C≦T3≦Ae1点-10°C、(T1-Ae1点)/30≦C1≦(T1-Ae1点)/1.5で、nは正の整数である。
IPC (8件):
B21B 1/18 ,  C21D 1/40 ,  C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C21D 9/52 ,  C21D 9/62 102 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
FI (8件):
B21B 1/18 ,  C21D 1/40 A ,  C21D 8/06 A ,  C21D 9/52 103 A ,  C21D 9/52 103 B ,  C21D 9/62 102 ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/18

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