特許
J-GLOBAL ID:200903064017615517

コンクリート骨材の前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198456
公開番号(公開出願番号):特開平11-043358
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 骨材の飽水状態を保つこと。【解決手段】 前処理方法では、骨材Sをゲルを形成するコロイド物質Aが拡散されたゾル水溶液B中に浸漬する。ゾル水溶液Bは、コロイド物質Aがゲル化しないようにする。骨材Sをゾル水溶液B中に浸漬することにより、その空隙Vにゾル水溶液Bを満たして飽水状態になったことが確認されると、骨材Sは、ゾル水溶液B中から引上げて、コロイド物質Aをゲル化する状態に保つ。所定時間経過すると、ゾル水溶液Bが完全にゲル化して、ゼリー状になって固定され、飽水状態が維持される。この飽水状態は、骨材Sのコロイド物質Aがゲル化している状態に保たれている間は、そのまま維持される。
請求項(抜粋):
コンクリートの製造に用いられる骨材を、予め、ゲルを形成するコロイド物質を拡散させ、かつ、前記コロイド物質がゾル状態に保たれたゾル水溶液中に浸漬し、前記骨材の空隙を前記ゾル水溶液で満たして飽水状態にした後に、前記骨材を前記コロイド物質がゲル化する状態に保つことを特徴とするコンクリート骨材の前処理方法。

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