特許
J-GLOBAL ID:200903064030303249

輸液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332922
公開番号(公開出願番号):特開平6-178808
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】輸液中に混入している気泡の検知精度を高め、輸液装置の安全性を増す。【構成】輸液チューブ50の外周面に超音波送波器60sと超音波受波器60rとを対向配置した気泡センサBS1を取り付ける。気泡センサBS1は、輸液チューブ50の断面積ST に占める気泡80の断面積SB の割合である気泡断面占有率を検出する。数値キー5により検知すべき気泡の大きさBB 、輸液速度W、輸液量Aを入力し、輸液速度Wとチューブ断面積ST から輸液の圧送速度Vを算出し、気泡の大きさBB と輸液速度Wに基づいて10μl中混入許容気泡量αREF を算出する。そして、気泡センサBS1の出力レベルと圧送速度Vから10μl中気泡量を算出し、10μl中気泡量がαREF を超えたときにステッピングモータ36を停止する。
請求項(抜粋):
輸液ポンプ機構部により輸液チューブを押し絞って輸液チューブ内の輸液を圧送する輸液装置であって、前記輸液チューブの途中部外周面にこのチューブを挟んで対向配置されてなる超音波送波器と超音波受波器とからなる気泡センサを設け、検知すべき気泡の大きさを設定する手段と、輸液速度と輸液量を設定する手段と、輸液速度とチューブ断面積とに基づいて輸液の圧送速度を算出する手段と、検知すべき気泡の大きさと輸液速度とに基づいて単位体積中に混入が許容される気泡量を算出する手段と、輸液の圧送速度と前記気泡センサによる出力レベルとに基づいて単位体積当たりの気泡積分値を算出する手段と、この単位体積当たりの気泡積分値が前記単位体積中混入許容気泡量を超えるか否かを判断する手段と、超えると判断したときに前記輸液ポンプ機構部を停止させる手段とを備えたことを特徴とする輸液装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平4-505412
  • 特開平3-170162
  • 特開昭63-249571
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