特許
J-GLOBAL ID:200903064037467670

暗号システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-222656
公開番号(公開出願番号):特開平11-136231
出願日: 1998年08月06日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 配布媒体がどの種類の暗号装置により生産されたものであるかを識別することのできる暗号システムを提供することを目的とする。【解決手段】 復号選択制御部131は、暗号文読出部133と、復号鍵セット読出部132と、復号選択部134とに対して、暗号化スクランブルキーの読み出しと、復号鍵セットの読み出しと、読み出した暗号化スクランブルキーの復号とを繰り返すよう制御する。この結果、N個の復号されたスクランブルキーを含む復号文が復号される際に用いられたN個の鍵のセットが選択される。鍵パターン検出部135は、暗号鍵テーブル114に記憶されているM個の暗号鍵セットから、前記選択されたN個の鍵のセットと一致する1つの暗号鍵セットを検出する。
請求項(抜粋):
1台の鍵管理装置と、M(Mは2以上の整数)種類の暗号装置と、N(Nは2以上の整数)種類の復号装置とからなる暗号システムであって、前記鍵管理装置は、復号鍵セットをN個記憶し、暗号鍵セットをM個記憶し、N個の識別番号を記憶し、前記M個の暗号鍵セットをそれぞれ前記M種類の暗号装置に配布し、前記N個の復号鍵セットをそれぞれ前記N種類の復号装置に配布し、前記N個の識別番号をそれぞれ前記N種類の復号装置に配布し、前記暗号鍵セットはN個の暗号鍵からなり、前記復号鍵セットは所定数の復号鍵からなり、前記M種類の暗号装置のそれぞれは、デジタルデータをスクランブルキーを用いて暗号化して暗号化デジタルデータを生成し、前記配布された暗号鍵セットを用いて前記スクランブルキーを暗号化してN個の暗号化スクランブルキーを生成し、前記暗号化デジタルデータと前記N個の暗号化スクランブルキーとを配布媒体に書き込み、前記N種類の復号装置のそれぞれは、前記配布された復号鍵セットに含まれる前記所定数の復号鍵を用いて、前記配布媒体に含まれ前記配布された識別番号により特定される1つの暗号化スクランブルキーを順次復号し、第1の所定の基準により正しく復号されたスクランブルキーを用いて前記配布媒体に含まれる暗号化デジタルデータを復号してデジタルデータを生成し、識別番号は、配布媒体に書き込まれているN個の暗号化スクランブルキーから当該復号装置に対応する1つの暗号化スクランブルキーを識別し、前記鍵管理装置は、さらに、前記配布媒体から1つの暗号化スクランブルキーを読み出す第1暗号文読出手段と、1つの復号鍵セットを読み出す復号鍵セット読出手段と、前記読み出した復号鍵セットに含まれる前記所定数の復号鍵を用いて、前記読み出した暗号化スクランブルキーを順次復号し、前記第1の所定の基準により正しく暗号化スクランブルキーを復号する復号鍵を、前記所定数の復号鍵の中から1つ選択する復号選択手段と、前記配布媒体からN個の暗号化スクランブルキーの読み出しが終了するまで、前記第1暗号文読出手段、前記復号鍵セット読出手段、前記復号選択手段に対して、暗号化スクランブルキーの読み出しと、復号鍵セットの読み出しと、読み出した暗号化スクランブルキーの復号とを繰り返し行うように制御し、その結果N個の復号鍵のセットが選択される第1繰返制御手段と、前記M個の暗号鍵セットから、前記選択されたN個の復号鍵のセットと一致する1つの暗号鍵セットを検出し、検出された暗号鍵セットにより特定される暗号装置を識別する鍵パターン検出手段とを備えることを特徴とする暗号システム。
IPC (2件):
H04L 9/14 ,  G09C 1/00 660
FI (2件):
H04L 9/00 641 ,  G09C 1/00 660 D

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